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南方釜田遺跡の器台形土器

[2010年2月3日]

ID:5038

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収蔵品紹介 第8回

南方釜田遺跡の器台形土器
  • 名称
    器台形土器
  • 出土遺跡
    南方釜田遺跡
    岡山市北区南方3丁目
  • 時期
    弥生時代中期

器台形土器は大きく開く口と脚部をもつ筒形の土器で、上に壺をのせる台として使われました。農耕祭祀などのお祭りの際に、お酒などを入れた壺をのせ神様や祖霊に捧げたものだといわれています。弥生時代も後期後半になると、「特殊器台」と呼ばれる特に大きく飾られた器台が首長の埋葬祭祀に特別に使われるようになります。古墳に並べられる埴輪はこの器台形土器を原型とするものです。
南方釜田遺跡出土の器台形土器は、福武書店(現ベネッセコーポレイション)本社ビル建設に伴う発掘調査で出土しました。弥生時代中期中葉に位置づけられ、吉備地域の器台としては最古の特徴を備えています。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。