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今後の北区のまちづくりについて

[2019年11月21日]

ID:9099

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区づくりの将来目標

自然と共生し、歴史と文化が薫る 賑わいと交流のまち 北区

北部の山間部や清流旭川をはじめとする豊かな自然と共生しながら、岡山城、岡山後楽園や吉備路等の豊富な歴史・文化資産等を最大限にいかして、多くの人が交流する魅力と賑わいあふれるまちづくりを進めます。また、区民一人ひとりが互いに温かく支え合い、いきいきと活躍できる北区の実現をめざします。

旭川の流れの写真

旭川の流れ

岡山城と後楽園の写真

岡山城と後楽園

吉備津神社の写真

吉備津神社

区づくりの重視すべき視点

視点1 まちなかの魅力と賑わいを高め、周辺地域の多様な資源をいかす

  • 高次な都市機能が集積する都心部と自然、歴史・文化、食等の多様で豊かな資源に恵まれた各地域とが、それぞれの魅力を高め、発信することにより、区民の愛着と誇りを醸成するとともに、市内外から多くの人が訪れ、賑わいあふれるまちづくりを進めます。

視点2 人と人、地域と地域の交流・連携を深める

  • 都心部と地域の拠点とを利便性の高い公共交通ネットワーク等で結ぶとともに、都心部においては歴史・文化、学術・芸術等の集積をいかした多様な学びと交流、周辺地域においては歴史・文化をはじめ自然や農業をいかした交流を促進することにより、人と人、地域と地域が交流・連携するまちづくりを進めます。
岡山駅周辺の写真

岡山駅周辺

視点3 多様な人材が力を発揮し、ともに自らの地域を築く

  • 区民一人ひとりが、まちづくりの主役としてそれぞれの地域でいきいきと活躍し、学生やNPO等の多様な力をいかして、ともに築いていくまちづくりを進めます。
  • 誰もが、温かくふれあい、互いに支え合うことにより、安心して安全に暮らせるまちづくりを進めます。

施策展開の方向性

方向性1 まちなかの魅力と賑わいの創出

  • 西川緑道公園、石山公園や旭川の水辺等で開催される市民主体のイベント等を支援することにより、まちなかの賑わい創出を進めます。
  • 商店街等の主体的な取組や商店街と民間事業者等が連携して行う集客イベント等の活性化策を支援することにより、まちなかの魅力向上を図ります。
  • うらじゃに代表される桃太郎まつり等の文化や食の交流イベントを行政と民間が一体となって進めます。
  • まちなかの回遊性向上に向けて、県庁通り等で快適に楽しみながら歩ける歩行者優先の道路空間づくりを進めます。また、中心市街地の街路樹や都市公園樹木のボリュームアップなどを進め、まちなかで季節の移り変わりが感じられるような魅力ある都市空間づくりを図ります。
  • 多くの人が訪れるまちなかの美化活動や落書き対策を地域住民との協働により進めるとともに、ポイ捨て禁止、路上喫煙者への指導等に取り組みます。
西川緑道公園 (歩行者天国の賑わい)の写真

西川緑道公園 (歩行者天国の賑わい)

方向性2 農村部、中山間地域の活性化

  • 特産である果樹の栽培をはじめとした新規就農者の確保など、農業を継続できる環境づくりと地域特性をいかした競争力の強化に取り組みます。
  • 農地・農業用施設の保全活動等の地域の共同作業を促進することにより、コミュニティの再生・強化を図ります。また、商工業者等とも連携し、地域内外の人材の多様な知恵とノウハウを活用しながら、地域資源をいかした農村観光や6次産業化等を幅広く進めることにより、地域の活性化を図ります。
  • 中山間地域等への人材の誘致及び地域住民との協力による地域の活性化促進に取り組みます。

方向性3 企業立地の推進

  • 交通アクセス性に優れた場所等の産業利用の適地に用地を確保できるよう努め、企業立地を推進します。

方向性4 歴史・文化など多様な地域資源の再認識と活用・発信

  • 美術館、博物館、図書館、ホール等の豊富な文化、学習施設について、利便性や魅力を高めるとともに、県等と連携して様々な学習、体験の機会を設けることにより、文化・芸術、生涯学習活動やそれらを通じた交流を活性化します。
  • 岡山城、岡山後楽園を中心とする歴史・文化ゾーンや吉備路等の岡山を代表する地域資源については、県や関係団体等との連携・協働により、その魅力を高めて発信します。
  • 地域住民による地域の歴史・文化資産の保存、活用等の取組を支援するとともに、子どもの頃から地域の歴史・伝統・文化に触れ親しむ機会を提供することにより、地域への愛着と誇りを醸成します。
  • 豊富な観光資源をいかした市内外との交流を進め、地域の観光ボランティア等との連携により訪れる人を温かくおもてなしします。
  • 地域との連携により、多様で豊かな自然環境と触れ合うことのできる環境づくりや、身近な自然環境を保全する担い手づくり等を進めます。
  • 地域の歴史や文化・自然などの地域資源を活用し、地域の特色や魅力をいかしたまちづくりを推進します。
河原邸の写真

河原邸

方向性5 まちなかから中山間地域まで、地域特性に応じた交通利便性の向上

(1) まちなか公共交通の充実、自転車利用環境の向上

  • 多くの人が集まるまちなかの回遊性の向上を図るため、路面電車の岡山駅前広場への乗り入れや延伸、環状化等により、まちなかの魅力や賑わいをつなぐ公共交通の利便性の向上を図ります。
  • まちなかでの駐輪場整備等の放置自転車対策や自転車走行空間の整備、コミュニティサイクル「ももちゃり」の利用促進に取り組みます。
  • まちなかへの車流入の減少や周辺道路の渋滞緩和を図るため、都市計画道路下中野平井線(中環状線)、都市計画道路米倉津島線(中環状線)等の幹線道路の整備を進めるとともに、鉄道やバスのわかりやすい案内情報の整備等により、公共交通の利便性を高めます。
ももちゃりの写真

ももちゃり

(2) まちなかと周辺地域をつなぐ公共交通等の充実

  • まちなかと周辺地域をつなぐ公共交通の利便性向上を図るとともに、周辺を含む沿線地域の活性化や観光振興を図ることを目的に桃太郎線LRT化の取組を推進します。また、まちなかへの交通アクセス性の向上や御津、建部地域等の周辺地域における円滑な移動を確保するため、県道等幹線道路の整備を進めます。

(3) 中山間地域での生活交通の確保

  • 中山間地域における生活交通を確保するため、現在、生活交通が運行されている御津、建部地域、足守地域及び馬屋上・野谷、牧山地区では、利用促進と運行サービスの改善に取り組みます。その他の公共交通不便地域においても、先行事例等を参考にしながら、地域住民及び交通事業者との連携により、買い物や通院等の日常生活に必要な交通手段の確保について検討します。

方向性6 持続可能で活力のある地域づくり

(1) 多様な力をいかした地域づくり

  • 自らの地域を自らの手でつくり、地域への愛着を高める区づくり推進事業を促進します。
  • 単身者、学生、マンション居住者等の地域活動への参加促進や、若者の地域への関心を高める取組の実施等により、地域の新たな担い手づくりを進めます。
  • 年齢や国籍等に関わらず、誰もが参加しやすい地域づくりを進めるとともに、高齢者や子どもを地域で見守り、支え合う活動を促進します。
  • 地域づくりの主体である自治組織の活動を支援するとともに、NPO、事業者、大学や学生等の多様な主体との連携を進め、持続可能で活力のある地域づくりを進めます。
  • 地域住民をはじめ、NPOや企業等によるコミュニティビジネスの手法を用いた地域課題の解決への支援を行い、中山間地域等の周辺地域の活性化に取り組みます。

(2) 地域、企業や団体等と連携した主体的な健康づくり

  • 公民館等での健康づくり講座の充実や市民の主体的な健康づくりの促進に向けた啓発活動を強化します。
  • 若い世代、働き盛り世代に向けた健康づくり活動を強化するため、企業や団体等との連携により健康づくりに関する啓発活動を進めます。

方向性7 連携・協働による防災・減災、防犯力の高い地域づくり

(1) 浸水対策

  • 国、県による旭川、笹ヶ瀬川、足守川、砂川等の改修等を促進するとともに、都心部における下水道施設の計画的な改築・更新等による雨水排水機能の強化、西部の市街地等での浸水対策等を進めます。また、土砂災害については、県による警戒区域等の指定や対策工事を促進します。
  • 町内会への防災備蓄土、土のう袋の配布等を行うとともに、事前に大雨が予想される場合は、下流地域の水利権者の理解を得た上で、河川からの取水量の早期調整を行うなど、地域間の連携を深めることにより、浸水被害の軽減・防止を図ります。
自主防災交流会の写真

自主防災交流会

(2) 地域の防災・防犯力の強化

  • いつ起こるかわからない土砂災害や浸水被害等に迅速・的確に対応し、被害を最小限にとどめるため、ハザードマップの作成や防災学習会の実施等により、日頃からの危機意識を醸成するとともに、避難方法等の一層の周知を図ります。
  • 自主防災組織の結成を促進するとともに、地域防災リーダーの育成、防災訓練の支援、災害時の要配慮者の避難計画の策定支援等を通じて、自主防災組織への支援強化を図り、組織の活性化を推進します。
  • 避難所では、感染症対策物資の配備など感染症対策を行います。また、市民自らが身の安全を確保する上で感染症に留意した最適な避難行動がとれるよう、周知・啓発します。
  • 通勤通学者の多いまちなかでは、大規模集客施設等や交通事業者との連携を密にし、帰宅困難者への対応をはじめ、さらなる防災対策の充実を図ります。
  • 安全・安心な地域づくりを進めるため、安全・安心ネットワーク等による防犯パトロール等の自主的な地域の見回り活動を支援するとともに、防犯ボランティア団体への防犯講座の実施等により地域防犯活動を活性化します。
  • 地域における防犯灯や防犯カメラの設置等を支援するとともに、警察や防犯団体等との連携を強化し、街頭犯罪や少年非行を防止し、犯罪のない社会づくりを進めます。
  • 主に北部地域では、落石や崩落のおそれのある道路法面があることから、日常的なパトロールや定期点検を行うとともに、特に危険度の高い法面については対策工事を実施します。

お問い合わせ

北区役所 北区役所総務・地域振興課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1655 ファクス: 086-803-1725

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