都市景観の方針

私たちの住むまちの景観は、歴史や風土、そこに暮らす人々の営み、昔からの風景や文化、新しい建造物など様々な要素が融合して形成されます。岡山市も、固有の素晴らしい特徴ある景観を成していますが、自然と調和した美しい景観は、心が落ち着き、居心地のいい風景・空間となり、また再び訪れたい、また住み続けたい快適な空間となり、都市の魅力となっていきます。その都市の景観は、私たちの共有の財産であり、文化資産でもあります。愛着と誇りを持って守り、育て、創り上げていく必要があります。岡山市の景観の特徴を課題と含めて再認識し、素晴らしい岡山市らしい景観の基となる「おかやまの原風景」を再発見し、守り・育て、活かし、真に快適で住みよい魅力ある都市に向けて「岡山市らしい都市景観形成」を市民協働で推進します。

世界に誇れ、愛着のあるまちを目指し、個性豊かで美しく潤いのあるまちにし、市民協働で住みよい・住みたいまち岡山づくりを推進します。

1. 岡山市の地形・気候・歴史・文化等独自の特徴を生かした魅力ある都市美づくり
   （自然環境と歴史・文化的資源とが融合した景観の形成）
2. 岡山の原風景を再発見・再認識し、それらを活かし、守り、育て、創る、都市美形成づくり
   （原風景を活かした景観の形成）
3. 市民協働により、ヒューマンスケールで世代を越え、助けあい思いやりを感じる環境や人に優しい美しいまちづくり
   （心豊かにする景観の形成）