岡山市浸水対策行動計画2023について

岡山市の市街地には、干拓等に由来する海抜ゼロメートルの低平地が広がり、水害に対してぜい弱であることに加え、近年の局地的な大雨の増加に伴い、市内各所で浸水被害が発生しています。特に平成30年7月豪雨においては、平成史上では最大となる甚大な浸水被害が発生しており、市民の生命と生活を守るため、被害軽減に向けた対策が必要です。

河川、下水道などのハード整備は多くの時間と財源が必要であり、気候変動によるあらゆる降雨を想定した施設整備は現実的ではありません。市・市民・事業者といったあらゆる関係者が協働して流域全体で行う持続可能な治水対策「流域治水」を促進する必要があります。

市では、平成29年4月に施行した「岡山市浸水対策の推進に関する条例」に基づき、岡山市、水対策基本計画2017（平成29年10月）を策定し、浸水対策の実効性を高めるため岡山市浸水対策行動計画2018（平成30年3月）を策定しました。

平成30年7月豪雨への対応では「岡山市浸水対策基本計画2019」に改訂し、合わせて、行動計画も一部見直し「岡山市浸水対策行動計画2019」に改訂してきました。

定期的に進捗の確認や点検を実施し、PDCAサイクルに基づく進行管理を行っていくこととするため、節目となる短期目標の5年を振り返り、新たに流域治水の気運を踏まえ、第2次短期（おおむね5年）及び第2次中期（おおむね10年）の目標を見直し定めることで「岡山市浸水対策行動計画2023」に改訂します。

岡山市浸水対策行動計画2023に改訂しました。

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