東部クリーンセンター焼却施設

収集されたごみはごみピットに貯留され、焼却炉からのごみ投入要求信号により自動的にごみクレーンでごみ投入ホッパに投入し、給じん機により定量ずつ焼却炉へ送られます。

焼却用空気は、一次送風機・二次送風機でごみピットから吸引され、焼却炉へ供給されます。

ボイラで発生した蒸気は、蒸気タービン・発電機に送られ発電に使われます。蒸気タービンの途中段から抜き出した蒸気は、施設内外の給湯や冷暖房に利用されます。

焼却炉で発生する高温の燃焼ガスはボイラで熱回収され、さらに減温塔で冷却されます。
灰溶融炉から発生する排ガスは、溶融排ガス燃焼器で燃焼された後、溶融排ガス冷却器で冷却し、溶融バグフィルタで溶融飛灰を除去後、焼却設備のバグフィルタに導入されます。
排ガスに含まれる有毒ガスは、バグフィルタ及び脱硝反応塔で除去され、クリーンなガスとして煙突から排出されます。

不燃物は炉底部から排出され、円筒バースクリーンで砂を回収した後、不燃物磁選機により鉄分と不燃物に分別されます。
不燃物は灰溶融炉へ送られ溶融処理されます。鉄分は場外へ搬出されます。又バグフィルタで捕集されたダストは、灰溶融設備へ送られ溶融処理されます。

灰溶融炉へ送られたダストと不燃物は、直流電気溶融されスラグと溶融飛灰となります。スラグは、溶融炉から連続出滓されスラグコンベヤでスラグピットに運ばれます。溶融飛灰は、場外へ搬出処理され有効利用されます。

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