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地域づくり会議の運営と事業展開【平井学区地域づくり会議】

[2022年7月26日]

ID:44126

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平井学区地域づくり会議の様子

実施団体
平井学区地域づくり会議

平井小学校区を示した地図

実施学区
中区 平井小学校区

課題と目的

平井学区は、岡山のベッドタウンとして高齢者や子どもなどさまざまな住民が暮らし、住宅化が進んでいる地域です。高齢者の増加・子どもの居場所・災害時の体制など、多様な地域課題が存在します。地域住民が主体となって課題解決について具体的に話し合い取組を進めるために、単位町内会長や愛育委員、PTAなどの地域の団体の代表者などで構成する組織が平井学区地域づくり会議です。

「高齢者」などテーマごとに専門部会を設けて具体的な課題解決の取組を進めながら、定例会で各部会の取組に関する情報共有や地域に密着した情報交換を行うことで地域課題やその解決に向けた取組の全体像を把握しています。地域課題の解決に学区一丸で取り組み、地域で支え合い、安全で安心して笑顔で暮らせる平井学区を目指します。(継続事業7年目)

事業実施内容

(1)地域づくり会議定例会

  • 定例会を年3回開催

(2)相談支援事業高齢者対策専門部会

  • 認知症予防対策として「オレンジカフェひらい」を年8回開催(令和4年度の参加者のべ約160名)
    ※新型コロナウイルス感染拡大により中止した月もある。
  • 地域住民の健康対策、認知症早期発見のための「健康チェック」を、山陽学園大学・旭東病院との共催で開催(年2回開催を予定していましたが、今年度はコロナ感染状況を考慮し中止しました)
  • 認知症を理解し、認知症に優しいまちづくりを目指して、旭東病院による「認知症サポーター養成講座」を3回開催(参加のべ人数約70名)
  • 災害時や防犯など緊急非常時に必要な「緊急用ホイッスル」を令和3年度は200個製作、これまでに600個を配布しました。

(3)地域課題・ニーズ調査専門部会

  • 子どもたちの居場所づくりとして「プレイパーク」を年2回開催(各回約100名参加)

資料

のっぷの取材レポート

令和3年4月25日(日曜日)に、岡山県立成徳学校裏山で「平井プレイパーク2021春」が開催されました。

坂道すべりの様子

昨年春はコロナ禍でやむなく中止になりましたが、今年は感染症対策にも十分気を付けて実施されました。成徳学校敷地内には広い裏山があるので外遊びにぴったり!自然豊かな環境を使って、ロープで作った長いブランコや、宝探し、坂道すべりなど、子どもたちは思い思いの場所でのびのびと楽しそうに遊びました。

参加者はスタッフを含めて約100名。小学生とその保護者だけでなく、ボーイスカウトの方々や、山陽学園の大学生、岡山東商業高等学校、岡山南高等学校、東山中学校、岡山大学附属中学校、成徳学校の生徒たちがボランティアとして20名以上参加しました。ボランティアの学生が「楽しい!また参加したい!」ってキラキラした笑顔で応えてくれたのが印象的でした。意欲的な学生が楽しんで参加できるように、積極的に巻き込んでいるから活動に勢いがあるのですね!!

令和3年7月10日(土曜日)に、東山公民館で「オレンジカフェひらい」が開催されました。

オレンジカフェひらいの様子

平井学区地域づくり会議主催の「オレンジカフェひらい」は、高齢者対策専門部会の発案で、認知症予防対策の一環として交流と健康づくりを兼ねて毎月開催しています。感染症対策を行い、コロナ禍であっても住民が集まる場を守り続ける取組に、この場を大切に思うみんなの気持ちが伝わってきます。

今回は七夕がテーマの笹飾りづくりです。和紙を細いコヨリにする作業は、手先を使うため脳の活性化にも役立つそうです。短冊はあえて吊るしてないけれど、今、みんなの願いはひとつですね。願いが叶う日が早く来ますように!!

令和3年10月5日(火曜日)に、東山公民館で「第25回平井学区地域づくり会議定例会」が開催されました。

第25回平井学区地域づくり会議定例会の様子

定例会は前回から約半年ぶりの開催。春のプレイパークの報告や、夏に予定していた健康チェックを来年3月に延期開催予定とするなど、コロナ禍であっても工夫しながら活動を絶やさないぞ、という気持ちがあふれる内容でした。

那須会長の「平井はえーとこじゃなぁと思うてもらえる、住んどって良かったと言われる町をつくりたい」という言葉には、本当に胸が熱くなり、子どもも大人も、みんなが元気で笑顔いっぱいに暮らしている平井の未来が見えました!

BY のっぷ

令和4年度に特に力を入れていきたいこと

令和4年度は従来の事業に加え、災害時に本当に役立つ「ひらい防災マップ」の発行に向けて検討を始めます。

これまでも緊急用ホイッスルの配布など、防災に取り組んできましたが、岡山市のハザードマップが更新されたことをうけ、シンプルで地域の実情に沿った地域住民が使いやすいマップの作成を目指しています。

平井学区地域づくり会議では、住民自らが考えて地域課題の解決に取り組むことを大切にしてきました。今回も、既成の地図にある主要な道だけでなく、より細かな現地情報を住民自身が記入し、避難経路を各自が考えることを通して住民全体の防災意識を高めていきたいと考えています。

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