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オンラインイベントの種類

[2020年5月25日]

ID:41901

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会議やイベント、セミナーなどに人が集うことは、市民活動においても欠かせない要素のひとつです。例えば、毎月の茶話会に当事者が集い、ほっとひと息つく場の運営は、団体にとってもそこに訪れる人にとっても、とても大切な場です。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ大切な人の健康を守るために、人が集まる場を運営することが難しい日々が続いています。

こうした状況で注目されているのが「オンラインイベント」です。オンライン会議で利用するサービスなどを駆使してイベントやセミナーを開催する団体が増えてきました。一口に「オンラインイベント」と言っても、そのありかたは様々です。イベントの種類を整理し、みなさんの市民活動に活用する方法を考えてみましょう。

目次

録画とリアルタイム

映像中心と音声中心

  • 映像が中心
    撮影している様子をそのまま配信する方法です
  • 音声が中心
    写真や解説スライドといった静止画などを中心に動画を構成し、解説する音声を動画に吹き込む方法です

一方通行型と対話型

  • 一方向配信
    イベントの主催者が、視聴者と直接やり取りをせずに一方通行で映像を配信する方法です
  • 双方向配信
    視聴者とやり取りをしながらイベントを進める方法です

録画かリアルタイムか

録画(オンデマンド)配信

イベントや講義を録画して、動画として配信する方法です。見たい人が都合の良い時間に見ることができます。動画作成にエネルギーが必要ですが、完成した動画は長く使い続けることができるので、様々な場面で活用することができます。

ライブ配信

撮影している映像をリアルタイムで配信する方法です。滞りなく進行するには入念なリハーサルが必要ですが、配信の仕方によっては視聴者の反応を確認しながらイベントや講義を進行できるので臨機応変な対応が可能です。

映像中心か音声中心か

映像が中心

主に撮影している様子をそのまま配信する方法です。テレビの中継映像のように、文字はあまり入りません。例えば、ものづくりの手作業の様子などをそのまま映し出すことができるので、視聴者にはその方法が伝わりやすいものとなります。

音声が中心

写真や解説スライドといった静止画などを中心に動画を構成し、解説する音声を動画に吹き込む方法です。的確に解説することができるので、この方法を用いた方が視聴者に情報が伝わりやすい内容もあります。

イベントの内容によりますが、映像と静止画を織り交ぜた動画はメリハリがあり、視聴者を飽きさせないようにする、オンラインイベントのコツのひとつと言えるでしょう。

一方通行型か対話型か

一方向配信

イベントの主催者が、視聴者と直接やり取りをせずに一方通行で映像を配信する方法です。多くのテレビ番組などはこのような方法で配信されています。

双方向配信

双方向配信は、視聴者とやり取りをしながらイベントを進める方法です。開催方法によりますが、参加者が少人数の場合は、質問時間を作ってリアルタイムで視聴者からの質問を受け付ける、大人数の場合でもチャットやコメント機能などを活用して、挙げられた意見などを踏まえて進行することが可能です。

ひとつのイベントの中でも、一方通行で進行する時間と、双方向でやり取りする時間を使い分けながら進行すると、イベント内容もより充実することでしょう。ただし、双方向配信はイベントを進行しながら臨機応変な対応が求められるため、複数のスタッフで体制を整えて開催することをおすすめします。

のっぷ

以上のような観点を基にイベントを設計することで、視聴者が飽きず次回も参加してみたくなる内容を作ることができます。十数名程度の集会から、専門的な機材を用いた大掛かりな企画まで、イベントの幅は広いですが、基本的にはこれらの方法の組み合わせで対応することが可能です。

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