ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

肝炎について

[2025年7月8日]

ID:73832

肝炎について

肝炎は「沈黙の病気」と呼ばれており、自覚症状がないまま進行します。アルコールや薬物など原因は様々ですが、日本では「肝炎ウイルス」の感染による「ウイルス性肝炎」が8割を占めています。ウイルス性肝炎は肝臓にウイルスが入り込み、慢性化して肝がんの原因になることが知られています。B・C型肝炎が肝がんの原因の大半を占めています。

主な症状

多くの人は症状がないまま長年気づかず過ごしています。放置をすると、肝硬変や肝がんになる可能性があります。

主なウイルス性肝炎の特徴

主要な肝炎ウイルスの特徴

温泉や電車、食器の共用などの日常生活で感染することはありません。

しかし、B型肝炎ウイルスは性行為によっても感染するので、注意が必要です。

肝炎検査

B・C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、血液検査でわかります。肝炎ウイルス検査は市のけんしんや肝炎一次専門医療機関、保健所等で受けることができます。

  • 市のけんしんにおける検査

岡山市では肝炎ウイルス検査を実施しています。対象者は40歳以上かつこれまでにこの検査を受けたことがない方、今年度の健診などで肝機能の異常を指摘された方となります。

岡山市ホームページ「がん検診・特定健診・後期高齢者等健診 トップページ」はこちら

  • 肝炎一次専門医療機関における検査

肝炎一次専門医療機関では、今まで肝炎ウイルス検査を受けたことがない方で以下の条件に当てはまる方は無料で検査を受けることができます。

(1)市が実施する肝炎ウイルス検査の受診が困難な方

(2)事業主または保険者が実施する肝炎ウイルス検査の受診が困難な方

(3)肝炎ウイルス検査への感染が不安等により速やかに肝炎ウイルス検査を受けたい方

岡山市ホームページ「肝炎ウイルスの検査・相談」はこちら

  • 保健所における検査

保健所で実施しているエイズ・性感染症検査では肝炎ウイルス検査も匿名・無料で実施しています。肝炎ウイルス検査のみの実施はしていません。

岡山市ホームページ「エイズ・性感染症 相談・検査」はこちら

肝炎治療の医療助成制度

厚生労働省と都道府県では、肝炎対策として平成20年度からB型ウイルス性肝炎及びC型ウイルス性肝炎のインターフェロン等の治療の医療費助成を行っています。制度利用をご希望の方は岡山市保健所感染症対策課窓口にて事前の申請をお願いします。制度や手続きに関する詳細は岡山県ホームページをご覧ください。

関連情報

7月28日は日本肝臓デー

概要

肝疾患についての正しい知識の普及と予防の重要性についての認識を高めることを目的として、平成3年から公益財団法人ウイルス肝炎研究財団の主催により「肝臓週間」が実施されています。平成24年度からは7月28日を中心に肝炎に関する啓発活動が行われています。

お問い合わせ

保健福祉局保健所感染症対策課

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: (感染症対策係)086-803-1290 (企画調整係)086-803-1262 ファクス: 086-803-1713

お問い合わせフォーム