ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

新道遺跡出土木簡

[2010年2月3日]

ID:5150

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

収蔵品紹介 第5回

新道遺跡出土木簡
  • 名称
    木簡(荷札木簡?)
  • 出土遺跡
    新道遺跡
    岡山市北区新道
  • 時期
    鎌倉時代

(右)「〔 〕御庄久延弁」長さ 14.5cm
(中)表・「大〃寸魚下」 裏・「□〃寸魚下」長さ 6.7cm
(左)不明 長さ 16.4cm

新道遺跡は摂関家・藤原氏の宗本家に代々受け継がれた荘園(殿下渡領)である「鹿田庄」の範囲内と考えられる遺跡です。
これらの木簡は、産物などに付けられた荷札と思われます。かすれてしまって読めない字などもありますが、鹿田庄を指すと思われる「御庄」の字や荷の内容を示すと考えられる「大〃寸魚」の字が見えます。市などが付近にあったのか、あるいは摂関家に運ばれる産物の集積、船積みが行われていたのでしょう。当時の鹿田庄の繁栄ぶりが伺える資料です。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。