ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

Language

津寺遺跡出土の黥面土偶

[2010年2月3日]

ID:5049

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

収蔵品紹介 第29回

黥面土偶
  • 名称
    黥面土偶(げいめんどぐう)
  • 出土遺跡
    津寺遺跡
    岡山市北区津寺
  • 時期
    弥生時代後期

加茂小学校の校舎建設に伴って、1987年10月から1988年8月にかけて調査を実施しました。津寺(加茂小)遺跡は弥生時代後期以降から中世までの住居跡が密集した集落遺跡です。
上図の土偶は、顔面に入墨のような線刻を施していることから黥面土偶と呼ばれています。多量の土器に混じって、弥生時代後期の溝から出土しました。線刻は、目元から目尻にっかけて明確に表現されています。耳はありませんが、目、鼻、口ははっきり表現されています。黥面は土偶のほかに、土器、銅鐸、石棺など、色々なものに表されています。
全国的に見て、それほど多く出土する遺物ではないものの、岡山県南部では比較的多く見つかっており、岡山市鹿田遺跡、倉敷市上東遺跡、総社市一倉遺跡などで、黥面を描いた土器が出土しています。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。