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東岡山遺跡出土 初期伊万里の碗

[2010年2月3日]

ID:5040

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収蔵品紹介 第80回

東岡山遺跡出土の初期伊万里
  • 名称
    初期伊万里の碗
  • 出土遺跡
    東岡山遺跡
    岡山市中区下
  • 時期
    江戸時代初期

東岡山遺跡では、戦国時代から江戸初期にかけて、集落の変遷を捉えることができました。今回紹介する初期伊万里の椀は第67回で紹介した大皿と共に、墓から出土した副葬品です。 
側面には草花文が描かれています。口縁部が鋭く反り返り、高台の径が小さく、底に砂が付いており、初期伊万里の特徴を示しています。この時期のものにしてはめずらしく、無傷の完形品で、「一品」と呼ぶにふさわしい遺物です。
棺中央の底部から出土しており、人骨に包まれるような状態であったことから、手に持たされたか、身体の上に置かれていたのではないかと思われます。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。