岡山市民の文芸

ジュニアの部(小・中学生)
現代詩 −第52回(令和2年度)−


たからもの 田之村 若奈(第二藤田小二年)



 わたしのいもうとなきむしだ だっこだっこうるさいよ でもちゅうしやではなか
ないつよい女の子なんだ
 それにわたしがわるいことをしているとちゅういしてくれるかしこい子 そうじだ
ってじぶんからしてくれるやさしい子 でもごはんはこぼすばっかりよごしちゃう
いっしょにふざけあっこたのしいな かぞくぜんいんわらっちゃうたのしいな でもおもしろすぎていえ中をはしりまわるとお母さんがカンカンだ 二人いっしよにごめんなさい でもやっぱりやめられない
 おふろいっしょにパチャパチャピチャ わたしが体をあらってあげる わきをあらうとわらうんだ こけないように気をつける
 わたしといもうとにてるとこ 大きな声と丸いはな
 わたしといもうとすきなこと 虫とりぬりえやめられない
 わたしといもうといやなもの なすとピーマンのこしちゃう
 わたしといもうとすきなおやつ チョコとアイスとりあいだ
 お母さんのおひざとりあいっこ わたしはがまんいもうとどうぞ でもたまにはわたしがかっちゃうぞ
 ねる時だってぜったいいっしょ ゆめでもあそベるたのしいよ でもねている時にけられちゃう イッテッテー


 ぜんぶぜんぶたのしそう
 二人でいっしょにたのしいよ
 ぜんぶぜんぶうれしそう
 二人でいっしょにうれしいよ
 ぜ一んぶぜ一んぶいっしょだよ これからもぜったいいっしょだよ
 小さな小さなたからもの
 たのしいわたしのたからもの



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