岡山市第七次総合計画は、「長期構想」と「中期計画」で構成しています。
長期構想では、岡山市のめざす「将来都市像」と、それを実現するための「まちづくりの基本的な視点」を定めます。
長期構想の期間は、令和8(2026)年度から令和17(2035)年度までの10年間とします。
“わくわくする”桃太郎のまち岡山 つながり 輝き 幸せ実感
○岡山市は、これまでのまちづくりにおいて、喫緊の課題であった子育て環境の充実をはじめ、まちの活力創出、地域振興、健康・福祉や安全・安心の充実など、あらゆる分野で直面する課題を一つひとつ克服し、市民の最大幸福の実現と都市の持続的な発展に向けた「変化」を創り出してきました。
○時代の転換期にあり、少子高齢化・人口減少の加速をはじめ市政の課題がますます複雑化・多様化する中、更なる成長に向けて、交通の至便性や多様で豊かな地域資源等の岡山市の強み・特性を最大限にいかしつつ、「わくわく感」をさらに高めるまちづくりを進めることにより、都市の総合力を一層高め、10年、20年先へとつながる未来を切り拓いていきます。
○そのため、地域固有の歴史・文化や、芸術、スポーツ等をいかした様々な交流・つながりの促進、チャレンジするすべての人や事業者への後押し等を進めます。これらを通じて生み出される新たな魅力や価値が、岡山市を一層住みやすく、そして人の心が自然と弾む、より良いまちへと進化させることにより、愛着と誇りを持てる「桃太郎のまち岡山」の実現をめざします。
【「つながる力」でひと・まち・地域が輝く】
○これまで築き上げてきたまちや地域の力、経済の力、そして人の力をつなぎ高めることによって、生活する場所と楽しむ場所との調和を大切にしながら、暮らしの質とまちの活力をさらに向上させ、未来に向けて成長を続けるまちづくりを進めます。
○中四国をつなぐ瀬戸内の中枢拠点都市として圏域の成長をリードしながら、歴史・文化、芸術、スポーツ等が持つ力をいかして、地域や世代を超えたつながりを深め、多様な人材が集い交流する中で、それぞれの知恵や経験、思いや情熱を交差させ、新たな魅力や価値を創造するまちをめざします。
○あわせて、日本の昔話として知られ、全国的に知名度が高い「桃太郎」に代表される、過去から今日まで連綿と紡がれてきた「岡山にしかない魅力」を再認識し、磨き上げ、積極的に発信します。
○まちの主役である市民とめざすまちの姿を共有し、その実現に向けて協働・共創して持続可能で活力ある地域づくりを進めます。
【一人ひとりが自分らしく暮らせ、幸せを実感できる】
○岡山に生まれ、育ち、学び、働き、活動する一人ひとりが、その人らしく生きるための選択肢が用意され、互いに多様な価値を尊重し、支え合う中で、誰もが希望や夢の実現に向かって取り組むことのできる、心豊かな「人中心」のまちづくりを進めます。
○都市と自然の魅力が調和するまちの特性をいかし、仕事や地域での様々な活動、趣味や学びの機会等を通じて、豊かなライフスタイルを実感できる環境を創出します。
【「わくわく感」あふれる、より誇れるまちへ】
○岡山市の魅力である「住みやすさ」に一層の磨きをかけつつ、まちの「楽しさ」を充実させ、「わくわく感」をさらに高めることにより、魅力と活力にあふれ、誰もが幸せを実感しながら安心して暮らせる、より総合力の高いまちを実現します。あわせて、国内外でのプレゼンスを高めることにより、市民のまちへの「愛着」を深め、住み続けることへの「誇り」を高めます。
○このような岡山市の姿を新たな求心力として、市外からさらに多くの人や企業を惹きつけ、呼び込む好循環を生み出し、国内外から選ばれるまちをめざします。
○将来都市像の実現に向け、以下の4つの「まちづくりの基本的な視点」を大切にして各政策分野の取組を進めます。
○「暮らしの質の向上」と「都市の成長・活力の創出」の二本の柱の好循環を生み出しながら、これらの基盤となる「安全・安心」を充実させることにより、魅力と活力にあふれ、市民の「愛着と誇り」を高めるまちづくりを進めます。
■視点1:暮らしの質の向上
○あらゆる世代の市民が、一人ひとりの違いを認め合い、互いの権利や考え方を尊重しながら共生し、それぞれのライフステージにおける希望がかなうまちづくりを進めます。
○教育・文化・医療等の都市機能の充実や、子育てと仕事の両立がしやすい環境など、「住みやすいまち」としての魅力をさらに高めることにより、市民誰もが心豊かにいきいきと暮らせるまちづくりを進めます。
○未来を担うこどもたち一人ひとりが将来に夢と希望を持って健やかに育つよう、こども・若者の権利を尊重し、最善の利益を追求します。
○若者、女性がそれぞれの望むライフプランを実現し、未来に希望を持って暮らし、働き、活躍でき、幸せを実感できる地域づくりを促進します。
○人生100年時代を迎える中、誰もが生涯にわたる学びを重ね、住み慣れた地域で互いに支え合いながら、健康にその人らしく暮らせるまちづくりを進めます。
■視点2:都市の成長・活力の創出
○人口減少に伴う経済規模の縮小が見込まれる中でも、まちの「稼ぐ力」を一層高めるとともに、地域内における経済循環を高めることにより、経済を持続的に成長させ、圏域全体の活力の創出へとつなげます。
○市内事業者の様々なチャレンジによる高付加価値化の促進、賃金向上への後押し等により、更なる収益向上と消費の拡大による地域経済の好循環を創出します。また、国内外から人や企業を呼び込み、地域経済に新たな価値を生み出します。
○文化・芸術、ESDなど様々な国内外との多様な交流を進めることにより、岡山市の国際的なプレゼンスを高めます。
○まちなかでは、都市機能の充実や歴史・文化、芸術、スポーツ、緑と水などの魅力を高め、賑わいの創出を進めるとともに、観光・MICE、ビジネス等を通じた交流を活性化させ、都市の成長をけん引します。
○各地域では、歴史・文化、自然、食など、それぞれが持つ独自の価値を市民とともに磨き上げて発信し、活力ある地域づくりを進めます。また、地域とまちなかとの結びつきを強め、人・もの・情報の双方向の流れを活性化させるとともに、地域とまちなかのバランスのとれた発展に意を用いながら、それぞれの賑わいや魅力を岡山市全域へと波及させます。
■視点3:安全・安心の充実
○まちづくりの土台となる「安全・安心」を充実させるとともに、豊かな自然環境と質の高い都市機能のどちらも享受できる都市特性を高めることにより、市民が日常生活の中で安らぎを感じながら、心豊かに暮らせる環境を整えます。
○自然災害への備えに万全を期すため、都市基盤の計画的な整備・更新等を進めるとともに、一人ひとりの防災意識と地域での共助の基盤強化を進め、災害対応力を高めていきます。また、地域のつながる力を高めつつ、地域防犯力を強化することにより、暮らしの安全・安心を確保します。
○市民の暮らしを支える拠点の形成や交通ネットワークの充実、景観の保全・活用や身近な生活環境の改善等を通じて、安全で快適・便利に暮らせるまちづくりを進めます。
○気候変動への緩和と適応の両面から、脱炭素化や自然との共生、循環型社会の構築に向けた取組を地域社会全体で実践することにより、自然環境と調和した豊かな暮らしを次世代に継承します。
■視点4:愛着・誇りの醸成
○幸福度の高い暮らしとまちの更なる活性化を両立させ、岡山市が未来に向けて進化し続けるまちづくりを進めるため、市民をはじめ様々な主体がまちづくりに関わり、ともに考え、ともに行動しながら、協働・共創して各種取組を推進します。
○このような取組を進める中で、それぞれの地域や岡山のまち全体の特性・個性への理解を深め、互いに共有し、これらを「まちの魅力」として積極的に発信することにより、国内外での認知度を高め、市民の岡山への愛着と誇りの醸成につなげます。
○こどもの頃から岡山の豊かな自然や固有の歴史・文化を学び親しむことにより、地域を知り、地域を大切に思う心を育みます。また、歴史・文化、スポーツ等が持つ「つながる力」をいかし、様々な交流・連携を深めて、まちの活性化や一体感の醸成につなげます。
○市民一人ひとりのまちへの関心の高まりが、地域づくり活動の活性化やまちへの愛着の高まりへとつながり、更なるまちの魅力と活力が創出されることにより、市民誰もが住み続けたくなる、人に薦めたくなる、より誇れるまちの実現をめざします。
○前期中期計画は、長期構想に掲げる「将来都市像」の実現に向けて、令和12(2030)年度までの5年間における政策・施策の体系を明らかにし、具体的な施策展開の方向性を示すものであり、岡山市の都市づくりを総合的・計画的に推進していくための指針となるものです。
○前期中期計画は、主として分野別計画と区別計画で構成しています。
○分野別計画では、長期構想における4つの「まちづくりの基本的な視点」をもとに、7つの政策分野に都市経営を加えた8つの「都市づくりの基本方向」を定めています。
○また、「都市づくりの基本方向」ごとの現状と課題を踏まえて、30の政策を設け、各政策を推進するための99の施策を設定しています。
○区別計画では、各区の特徴的な課題に対応し、区の特性をいかしたまちづくりを市民との協働により進めるため、市民と共有する「区づくりの将来目標」を掲げ、その実現に向けて各区で重点的に推進すべき施策や市民生活に密着した施策を示しています。
○前期中期計画の計画期間は、長期構想の期間である令和8(2026)年度から令和17(2035)年度までの10年間のうち、前半の5年間(令和8(2026)年度から令和12(2030)年度まで)とします。
○前期中期計画は、PDCAサイクルの考え方に基づいた進行管理を行います。
○進行管理に当たっては、30の政策ごとに成果指標を設定し、各施策のもとで実施する取組の達成状況を毎年度評価し、ホームページで公表します。
○各施策のもとで実施する取組は、達成状況や各個別計画の進捗管理等を勘案しながら、見直しや重点化を図り、予算編成に反映することで計画を着実に推進します。
○持続可能な開発目標(SDGs)は「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、経済、社会、環境等の広範な課題に対して、先進国を含むすべての国々が2030年までに取り組む目標を定めたもので、17のゴールから構成されています。
○SDGsがめざす社会は、長期構想に掲げる「将来都市像」や「まちづくりの基本的な視点」と方向性を同じくするものであることから、前期中期計画の推進はSDGsの目標達成にも寄与します。
○また、これまで岡山市が先進的に取り組んできた持続可能な開発のための教育(ESD)は、「持続可能な社会の担い手」を育むものであることから、前期中期計画及びSDGsの目標達成に向けて引き続き推進していきます。
○まちづくりを考えるに当たっての基礎となる岡山市の人口はこれまで一貫して増加してきましたが、自然減の拡大等により、人口減少局面を迎えています。
○岡山市の総人口は、令和32(2050)年には64万3千人となり、令和2(2020)年より約8万2千人減少する見通しです。
○ その間、生産年齢人口比率(15歳から64歳人口の比率)は低下し続ける一方、高齢者人口比率(65歳以上人口の比率)は上昇を続け、令和32(2050)年には、令和2(2020)年の26.1%から8.5ポイント上昇し、34.6%となる見通しです。
○年少人口比率(0歳から14歳人口の比率)は令和17(2035)年頃まで低下するものの、以降はおおむね横ばいとなる見通しです。
○「都市づくりの基本方向」は、長期構想に定める4つの「まちづくりの基本的な視点」に基づき、岡山市が取り組む政策を7つの分野に分け、各分野における取組の基本的な方向性を示すものです。
○ また、都市経営では、これら7つの政策分野を着実に推進するために行政が取り組むべきことを示しています。
○こども・若者や家庭を取り巻く環境の変化を的確に捉えつつ、すべてのこども・若者が健やかに成長し、将来にわたり幸福に暮らせるよう、こども・若者の権利を尊重しながら、社会全体で成長・自立を支えていきます。
○保育の待機児童解消や子ども医療費助成の拡充など、これまでの子育て環境の充実に向けた歩みを止めることなく、妊娠期からの切れ目ない健康づくりへの支援や、子育ての負担感や不安感をやわらげる支援、放課後児童クラブの待機児童対策等の共働き・共育ての推進などを通じて、希望する誰もが安心してこどもを生み育てることができる環境づくりを進めます。
○予測が困難で変化が激しい時代において、こどもたち一人一人が自己の可能性を切り拓き、他者と協働しながら、未来の社会の創り手となれるよう、「知・徳・体」の調和を図りつつ、それぞれの立場で主体的に社会に貢献する「自立する子ども」を育成します。
○教職員の確保と資質・能力の向上や教育DXにより、働き方改革と指導体制の充実を図るとともに、安全・安心で快適な教育環境の整備を進め、こどもの育ちを支える基盤整備を推進します。
○一人ひとりの豊かで幸せな人生と地域社会の持続的な発展の実現に向け、生涯にわたる学びを通じた自己実現を支援しつつ、ともに学び合い、地域の当事者として地域や社会に貢献する意欲を醸成します。
○地域課題が複雑化・多様化し、地域活動の担い手不足が顕在化する中、ESDの推進やSDGsの目標達成に向けた実践活動を促進しつつ、行政・地域住民・NPO・企業や大学等の多様な主体がつながる場を創出します。そして、それぞれの特性と強みをいかした協働による取組を推進することにより、持続可能な社会づくりを進めます。
○グローバル化の進展により国際交流の機会の増加が見込まれる中、これまでに培ってきた海外諸都市とのつながりを強化し、国外への効果的な情報発信やプレゼンスの向上に資する取組を進めます。また、国際交流の機会を通じてまちの魅力と活力を高め、市民のグローバルマインドの醸成のほか、外国人に選ばれ誰もが暮らしやすく活躍できる多文化共生の地域社会づくりを進めます。
○社会の成熟化と多様化が進む中、誰もが差別や偏見を受けることなく、個人として等しく尊重され自分らしく活躍できる、包摂的で多様性に富んだ地域社会を実現するため、社会全体で人権を尊重し合う意識を高揚し、男女共同参画の推進や平和を大切にする意識の醸成を図ることにより、多様性を認め平和を願う人権尊重のまちづくりを進めます。
○市民の健康に対する意識が年々高まる中、身体活動・運動、栄養・食生活、社会参加を三本柱に、世代間の交流や、企業や教育機関などの多様な主体との連携を強化し、誰もが自然に健康になれる社会環境づくりを進めます。また、平時から感染症による健康危機に備えるとともに、高齢者の就労、社会参加の促進による生涯現役社会づくりや介護予防の推進等に取り組みます。
○孤独・孤立や8050問題、ヤングケアラーなど、生活課題が複雑化・複合化する中、地域で課題を抱えている人を孤立させず、適切な支援につなぐため、分野横断的なネットワークが張り巡らされた地域共生社会づくりを進めます。また、障害者、高齢者はもとより、誰もが自分らしく安心・快適に暮らせるユニバーサル社会の構築をハードとソフトの両面から進めます。
○2025年にすべての団塊の世代が後期高齢者となり、高齢化率の上昇や高齢者単身世帯の増加が見込まれる中、支え合いの地域づくりや、豊富な医療・介護資源をいかした在宅医療・介護の推進、認知症対策の推進などを通じて、住み慣れた地域で安心していきいきと暮らせるまちづくりを進めます。
○人口減少下でも地域経済を持続的に成長させるためには、市内企業の生産性や競争力を高めつつ、激変する事業環境への対応を支援する必要があります。新たな価値を生み出すイノベーションの創出や、事業成長支援と経営安定化の促進、拠点性をいかした企業立地の推進等を通じて産業を振興し、地域経済の活性化を促進します。
○生産性向上と持続可能性を両立できる農林水産業を振興するため、担い手確保や経営の安定化、生産基盤の確保・整備に加え、食と農の魅力発信による販路拡大や環境負荷低減策等を進めます。また、安全・安心な生鮮食料品等の安定供給のため、市場施設の最適化や活性化など、長期的な視点に立った市場経営を行います。
○岡山城や日本遺産等の歴史・文化遺産の磨き上げと体験型コンテンツの造成・発信、ターゲットを絞ったMICE誘致の強化等を通じて、岡山市の認知度・魅力度を高め、新たな来訪客やリピート客を獲得します。あわせて、首都圏・関西圏等からまちを支える人材の移住を促進し、国内外から多くの人を引き寄せる観光・交流のまちづくりを進めます。
○岡山のまちなかは、市内のみならず圏域全体の発展をけん引する役割を担っていることから、国内外から様々な人が集い・交流する高次都市機能の充実・強化を図るとともに、居心地が良く快適で歩きたくなる都市空間の創出や、利便性の高い移動環境の整備を進め、更なる魅力・賑わいの創出と回遊性の向上を進めます。
○各地域において、固有の魅力をいかした活力があり持続可能な地域づくりを進めるため、地域の経済活性化、歴史・文化の継承、生活サービスの維持・向上の3つの視点のもと、多様な担い手の参画と協働を得ながら、地域の活性化と課題解決に向けて取り組みます。
○岡山城や岡山後楽園をはじめとする岡山市固有の歴史・文化遺産にこどもの頃から学び親しむ機会を提供するとともに、新たな魅力を掘り起こし、磨き上げ、国内外へ積極的に発信することにより、岡山への来訪者の増加や様々な交流による地域の活性化につなげ、市民が愛着と誇りを持てるまちづくりを進めます。
○文化芸術施設を核として多様な主体と連携・交流しながら、身近な地域で幅広い分野の文化芸術の鑑賞や体験ができる機会の充実を図るとともに、市民の自主的・創造的な文化活動を促進するため、活動の成果を発表する機会の充実に努め、文化芸術の振興による賑わい・活力の創出と心豊かに暮らせるまちづくりを進めます。
○スポーツに親しみ、楽しむ機会や場所の提供に加え、スポーツを通じて様々な人が集い、活動し、つながりを感じることができる取組を進めることにより、スポーツへの参画人口及び交流人口を拡大させ、市民の生活の質とまちの活力の向上、一体感の醸成につなげるとともに、市民のまちへの愛着と誇りを高めます。
○市民の安全・安心を守り、災害による被害を最小限にとどめるため、平成30年7月豪雨の教訓を踏まえたハード・ソフト両面からの総合的な浸水対策を進めるとともに、道路施設等の長寿命化・耐震補強など都市のインフラやライフラインの強靱化対策や用水路への転落防止対策を推進します。
○地域の防災力を強化するため、市民一人ひとりの防災意識を向上させるとともに、自主防災組織の活動活発化など共助の対応力を高める取組を促進します。また、大規模化・多様化する災害や増加する救急需要に迅速・的確に対応できるよう、消防署所と教育訓練施設の機能強化や救急需要対策と救急業務の高度化などを通じて消防救急体制を充実・強化します。
○暮らしを脅かす様々な被害から市民を守り、安全・安心な市民生活を確保していくため、地域防犯力の強化や交通安全対策、消費者教育を多様な主体と連携・協働しながら推進します。
○みどり豊かで風格あるまちづくりの実現のため、街路樹の再生等による緑のボリュームアップ等に取り組むとともに、西川、旭川等での憩いと賑わいの水辺空間づくりなど、岡山固有の景観資源の保存・形成に努めます。
○人口減少や高齢化が一層進行する中にあっても、各地域において市民の暮らしを支える拠点の形成と拠点間をつなぐネットワークの充実を通じて、市民生活の質と都市の活力の維持・向上を図るとともに、適正な土地利用の誘導により持続可能な都市づくりを進めます。また、増加する空き家への対策など安心で良好な住環境づくりを進めます。
○誰もが安全で快適に移動できる交通環境を確保するため、公共交通を中心とする利便性の高い持続可能な交通ネットワークを構築します。また、買い物、通院等の日常生活機能を担う身近な拠点へのアクセス性の向上を図りながら、徒歩、自転車、公共交通を中心とした、人と環境にやさしいライフスタイルを醸成します。
○人と共生する多様で豊かな自然環境を次世代に継承していくため、環境負荷低減への取組に加え、生物多様性の保全等に取り組むとともに、保全活動の担い手の確保・育成を支援します。
○2050年温室効果ガス排出量実質ゼロの達成に向け、市民、事業者、行政が一丸となり排出量削減に向けた脱炭素化を一層加速させていくため、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー化等の取組を推進します。
○循環型社会の構築に向けて、徹底したごみの減量化・資源化を進めます。また、処理施設の整備による安定的なごみ処理体制を確保します。
○人口減少をはじめ社会経済情勢の変化や市民ニーズの多様化等により、行政需要の更なる増加が見込まれる中、限られた行政の経営資源を効果的・効率的に運用し、市民目線でスピード感を持って対応していくことが求められます。財政の健全性を確保しつつ、時代の変化に柔軟に対応する組織づくりや、デジタル技術の活用による市民の利便性向上と業務効率化、わかりやすい市政情報の発信等を通じて、将来世代に責任を持ち、持続可能な行財政運営に努めます。
○圏域の中枢拠点都市として、地域経済の成長と生活の質の向上との好循環を生み出し、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる持続可能なまちづくりを進めることにより、若者、女性をはじめ、あらゆる人に選ばれるまちの実現をめざします。また、連携中枢都市圏の枠組み等をいかし、関係市町との有機的な連携を深化させ、圏域全体の発展を力強くリードしていきます。
人口減少・少子高齢化が進む中、誰もが「すこやかに」「しあわせに」暮らすためには、買い物や医療・福祉などの毎日利用する生活サービスはそれぞれの地域で、休日のお出かけや高度な医療といった質の高いサービスは都心・都市拠点で利用できることが重要です。多様な人、モノ、情報が活発に行き交い、市内はもとより周辺市町など他都市とも機能や役割を補完し合いながら、長期的視点に立って、ともに発展する都市の形成をめざします。
【地域のつぶが光り、支え合う岡山市】
コンパクトでネットワーク化されたマスカット型都市構造
それぞれの拠点<種>においてスーパーや病院などの都市機能を確保し、それぞれの地域の生活圏<粒>の生活サービスを維持していきます。
さらに、歴史・文化など地域固有の魅力を発揮<充実>し、公共交通で結ばれた他の地域の生活圏<粒>との連携・補完が進むことで、岡山市<房>全体が支え合いながら成長する「コンパクトでネットワーク化された都市」を形成し、岡山市の特産の一つである<マスカット・オブ・アレキサンドリア>のように、「地域のつぶが光り、支え合う岡山市」をめざします。
方向性1 都市の活力を高め、市民の暮らしを支える拠点の形成
○地域の生活圏の中には、小中学校区等を単位として、市民の暮らしを支える身近な生活サービス機能や、地域づくり活動・交流の中心としての役割等を担う様々な「日常生活の拠り所」があります。それぞれの地域固有の状況やニーズに応じて、拠り所を支えるまとまりのあるまちをつくることにより、持続可能な地域づくりを市民との協働により進めます。
○各地域には、市民の日常生活の行動を基にした生活圏や、都市機能の集積状況、公共交通のほか、合併により市域を拡大してきた都市の成り立ち等を考慮し、「都心」、「都市拠点」、「地域拠点」を位置づけています。
○これらの拠点は、それぞれの特性に応じて、商業・業務、医療・福祉等の様々な都市機能の集積を図ることなどを通じて、こどもから高齢者まで誰もが暮らしやすいサービスを提供するとともに、都市の成長エンジンとして発展することで、都市活動や市民生活を支えます。
方向性2 安全・安心で利便性の高いネットワークの形成
○鉄道やバス等を中心に地域特性に応じて、徒歩、自転車、自動車、生活交通等を組み合わせて、利便性が高く、人とまちを元気にする交通ネットワークを構築します。
○都心や各地域の拠点をつなぐ連携軸では、公共交通の利便性を向上させるとともに、道路整備を推進し、都心と各地域との交流・連携を促進します。
○また、地域の生活圏内では、誰もが安全・安心に暮らせる地域づくりに向けて、福祉、子育て・教育、防災・防犯、交通等の課題に市民との協働により取り組むため、地域コミュニティに根ざしたネットワークづくりを進めます。
○さらに、中四国をつなぐ瀬戸内の中枢拠点都市として、周辺市町や国内外の諸都市とのネットワークを強化していきます。
都市づくりの基本方向1 こども・若者が健やかに成長し、安心して子育てができるまちづくり(こども・子育て・教育)
政策1 こども・若者の権利の尊重と、成長・自立の支援 (こども・若者)
施策(1)こども・若者の権利の尊重
施策(2)こどもが安全で健やかに育つことができる環境づくり
施策(3)若者の成長と未来のための支援
施策(4)困難を抱えるこども・若者やその家庭への支援
政策2 安心してこどもを生み育てることができる環境づくり (子育て)
施策(1)妊娠期からの切れ目ない健康づくりへの支援
施策(2)子育ての負担感や不安感をやわらげる支援
施策(3)共働き・共育ての推進
政策3 知・徳・体の調和のとれた自立に向かって成長する子どもの育成 (学校教育)
施策(1)確かな学力を育む教育活動の推進
施策(2)主体性を育む特色ある教育の推進
施策(3)健やかな体を育む健康・安全教育の推進
施策(4)豊かな人間性、社会性を育む教育活動の推進
施策(5)多様な教育ニーズを踏まえた支援の充実
政策4 教育を支える基盤整備及び教育DXの推進 (教育環境)
施策(1)学校園の指導体制の充実
施策(2)教育DXによる学習指導の充実及び働き方改革の推進
施策(3)安全・安心で快適な教育環境の整備
施策(4)広報活動と当事者からの意見聴取の充実による教育の推進
政策5 共に学び、つながる社会教育の推進と、生涯にわたる学びの充実 (生涯学習)
施策(1)家庭・地域の教育を支える社会教育の推進
施策(2)社会教育施設の機能強化
都市づくりの基本方向2 一人ひとりが活躍でき、ともに創る市民主体のまちづくり(協働・多様性)
政策6 多様な主体による協働のまちづくり (協働・ESD)
施策(1)SDGs達成に向けたESDの推進
施策(2)地域における主体的な活動の促進
施策(3)多様な主体による協働の推進
施策(4)特色ある区づくりの推進
政策7 未来を拓く国際交流と多文化共生のまちづくり (国際)
施策(1)魅力を高め活力を生み出す国際交流とグローバルマインドの醸成
施策(2)誰もが活躍できる多文化共生の地域づくり
政策8 多様性を認め平和を願う人権尊重社会の実現 (人権・男女共同参画)
施策(1)多様性を認め合える人権尊重の社会づくり
施策(2)男女共同参画の推進
施策(3)平和を大切にする意識の醸成
都市づくりの基本方向3 ともに支え合い、誰もが自分らしくいきいきと暮らせるまちづくり(健康・福祉)
政策9 生涯にわたり健康でいきいきと生活できるまちづくり (健康)
施策(1)健康寿命の延伸に向けた健康づくりの推進
施策(2)いきいきと活躍できる生涯現役社会づくり
施策(3)介護予防の推進
施策(4)感染症対策
政策10 ともに生き、ともに支え合う地域共生社会の推進 (福祉)
施策(1)重層的なセーフティネットの構築
施策(2)地域福祉の推進
施策(3)障害者の自立支援と社会参加の促進
施策(4)ユニバーサルデザインの推進
政策11 豊富な医療・介護資源をいかした安心の暮らしづくり (医療・介護)
施策(1)支え合いの地域づくり
施策(2)在宅医療・介護の推進
施策(3)認知症対策の推進
施策(4)持続可能な保険制度の運営
都市づくりの基本方向4 魅力と活力にあふれ成長を続けるまちづくり(産業・交流)
政策12 地域経済の活性化を促進する産業の振興 (産業)
施策(1)新たな価値を生み出すイノベーション創出の促進
施策(2)地域経済の持続的な発展に向けた事業成長の支援
施策(3)安定した経営を可能にする事業環境の整備
施策(4)拠点性をいかした企業立地の推進
政策13 多彩で魅力ある持続可能な農林水産業の振興 (農林水産業)
施策(1)担い手の確保・育成と所得向上
施策(2)生産基盤の確保・整備と農村振興
施策(3)食と農の魅力発信
施策(4)環境に配慮した農林水産業の推進
施策(5)安全・安心な生鮮食料品等の安定供給
政策14 国内外の人を引き寄せる観光・交流の推進 (観光・交流)
施策(1)広域的な観光・インバウンドの推進
施策(2)産学官連携によるMICEの誘致
施策(3)都市ブランドをいかした観光プロモーションの推進
施策(4)まちを支える人材の移住・定住促進
政策15 魅力と賑わいのあるまちなかの創出 (まちなか)
施策(1)歩いて楽しいまちなかの魅力と賑わいづくり
施策(2)賑わいをつなぐ回遊性の向上
施策(3)高次都市機能の充実・強化
政策16 特色をいかした活力ある地域づくり (地域振興)
施策(1)地域の経済活性化
施策(2)地域の歴史・文化の継承
施策(3)地域の生活サービスの維持・向上
施策(4)持続可能な地域づくりの促進
都市づくりの基本方向5 新たな価値と魅力を創造する心豊かなまちづくり
政策17 歴史・文化による新たな魅力の創出と発信 (歴史・文化)
施策(1)歴史・文化遺産をいかしたまちの魅力の創造と発信
施策(2)歴史・文化遺産の活用と継承
政策18 暮らしに息づく文化芸術の振興 (文化芸術)
施策(1)文化芸術施設を核にした文化芸術の振興
施策(2)市民の文化芸術活動の推進
政策19 地域の活力を育むスポーツの振興 (スポーツ)
施策(1)スポーツを通じたまちの活性化と一体感の醸成
施策(2)トップアスリートとの交流等による地域振興と競技力の向上
施策(3)ライフステージ等に応じたスポーツ活動の推進
施策(4)多様な市民ニーズに対応したスポーツ環境の整備
都市づくりの基本方向6 災害に強く、地域で支え合う安全・安心なまちづくり(安全・安心)
政策20 災害に強く安全・安心な都市基盤の整備 (防災・減災)
施策(1)総合的な浸水対策の推進
施策(2)身近な都市施設や建築物等の安全・安心の確保
施策(3)ライフラインの強靱化
政策21 地域防災力の強化と消防救急体制の充実 (地域防災)
施策(1)地域防災力の強化
施策(2)消防救急体制の充実強化
政策22 安全・安心な市民生活の確保 (市民生活)
施策(1)地域防犯力の強化と交通安全対策の推進
施策(2)消費生活の安全・安心の確保
都市づくりの基本方向7 都市と自然が調和する、未来につなぐまちづくり(都市・環境)
政策23 みどり豊かで風格あるまちづくり (みどり・景観)
施策(1)緑と水の豊かな空間づくり
施策(2)美しく風格あるまちなみづくり
政策24 快適で暮らしやすい都市づくり (都市・住環境)
施策(1)活力と暮らしを支える持続可能な土地利用の推進
施策(2)快適で暮らしやすい住環境づくり
政策25 人とまちを元気にする交通ネットワークの構築(交通)
施策(1)公共交通中心の利便性の高い交通ネットワークの構築
施策(2)地域における生活交通の確保
施策(3)自転車先進都市の推進
施策(4)道路ネットワークの充実・強化
政策26 人と自然が豊かに共生できる環境づくり (自然・生活環境)
施策(1)生物多様性の保全と環境との共生
施策(2)環境負荷低減への取組
施策(3)環境学習・環境活動の推進
施策(4)市民、事業者との協働による美しく快適なまちづくり
政策27 脱炭素社会をめざす環境にやさしいまちづくり (気候変動対策)
施策(1)再生可能エネルギーの活用と省エネルギー化の促進
施策(2)環境にも人にもやさしいライフスタイルへの転換
政策28 みんなで進める循環型社会の構築 (循環型社会)
施策(1)ごみの減量化とリサイクルの推進
施策(2)廃棄物の適正処理の推進
施策(3)総合的な汚水処理対策の推進
都市づくりの基本方向8 圏域をリードし、まちの持続的発展を支える都市経営(都市経営)
政策29 人口減少社会を踏まえた行政の推進 (地方創生・広域連携・大都市制度)
施策(1)地方創生の推進
施策(2)圏域をリードする広域連携の推進
施策(3)大都市制度の推進
政策30
将来世代に責任を持つ持続的な行財政運営 (行財政運営)(行財政改革推進プラン)
施策(1)健全で持続可能な財政運営
施策(2)公共施設等の適正な管理と有効な活用
施策(3)時代の変化に柔軟に対応する組織づくり
施策(4)市民サービス向上のためのDXの推進
施策(5)信頼と共感を得る市政運営
区別計画では、各区の特徴的な課題に対応し、区の特性をいかしたまちづくりを市民との協働により進めるため、市民と共有する「区づくりの将来目標」を掲げ、その実現に向けて各区で重点的に推進すべき施策や市民生活に密着した施策を示しています。
各区の人口の見通し
北区及び中区の人口は、令和7(2025)年までは増加する見込みとなっており、令和7(2025)年から令和12(2030)年にかけて減少に転じていく見通しです。東区の人口は、既に減少局面に転じており、南区の人口は、平成27(2015)年から令和2(2020)年にかけて微減となっており、以降、減少していく見通しです。
高齢化の一層の進行により、令和27(2045)年には、すべての区で高齢化率が30%を超える見通しです。
区づくりの将来目標
自然と調和した、彩り豊かな地域の魅力あふれる 活力と交流のまち 北区
北部の山間部や清流旭川をはじめとする豊かな自然と調和しながら、それぞれの地域の歴史・伝統・文化など、多様で豊かな資源を最大限にいかして、多くの人々が交流する魅力と活気あふれるまちづくりを進めます。
また、区民一人ひとりがつながりを深め、温かく支え合いながら、いきいきと活躍できる北区をめざします。
区づくりの重視すべき視点
視点1 多様な人材が力を発揮し、持続可能な地域を築く
○区民、NPO、事業者など、多様な力をいかし、誰もが地域の主役としていきいきと活躍できるまちづくりを進めます。
○地域のつながる力を高め、互いに支え合うことにより、安心して安全に暮らせるまちづくりを進めます。
視点2 まちなかや中山間・周辺地域など、すべての地域の魅力を高め、活力ある未来を創る
○都心、市街地、田園、中山間地域など、各地域のそれぞれの特色をいかし、多様性に富んだ魅力を最大限に引き出し、農業の振興、企業立地の推進、賑わいの創出など、活気あふれるまちづくりを進めます。
視点3 人と人、地域と地域の交流を深める
○公共交通の利便性向上や道路ネットワークの充実により、地域と地域を結びつけ、交流の促進につなげます。
○歴史・伝統・文化、自然、特産品など、地域資源を活用した取組や学ぶ機会の充実によって、区民の地域への愛着と誇りを育むとともに、積極的に発信することで、人と人、地域と地域がつながるまちづくりを進めます。
施策展開の方向性
1 持続可能で活力のある地域づくり
2 防災・減災、防犯力の高い地域づくり
3 農業の振興と企業立地の推進
4 まちなかの魅力と賑わいの創出
5 歴史・文化など多様な地域資源の活用・発信
6 地域特性に応じた交通利便性の向上
区づくりの将来目標
多様な世代がつながり、誰もが暮らしやすさを実感できるまち 中区
旭川や百間川、操山、龍ノ口山に代表される豊かな水や緑に囲まれ、都心部から連続した市街地が広がる中区の特性をいかし、誰もが暮らしやすさを実感できるまちづくりを進めます。また、地域での支え合いや多様な世代間の交流が活発に行われる地域づくりを進めるとともに、豊かな地域資源の積極的な活用・発信により、区民が地域に愛着と誇りを持ち、住み続けたいと思える中区をめざします。
区づくりの重視すべき視点
視点1 「自然」と「便利さ」が調和する住の魅力を高める
○都心部へのアクセス性に優れ、職住近接を可能とする利便性の高い住環境と豊かな自然環境が調和した中区の特性をいかしつつ、交通利便性の向上など、生活環境の充実等をさらに図ることにより、誰もが快適に暮らしやすいまちづくりを進めます。
視点2 豊かな地域資源をいかし、地域への愛着と誇りを醸成する
○暮らしに憩いと潤いをもたらす豊かな水と緑の環境を区民と協力しながら守り、次世代へ継承していきます。
○各地域に息づく歴史・文化遺産や特産品等の地域資源を活用、発信していくことにより、区民の地域への愛着と誇りを醸成します。
視点3 多様な世代が交流し、地域の担い手が活躍する
○地域団体、NPO、企業、大学等の多様な主体がつながり、中高生等の若者を巻き込みながら、様々な世代が活発に交流する、持続可能なまちづくりを進めます。
○地域の防災・防犯力を高め、自助・共助の取組を進めることにより、災害に強く、犯罪の少ない安全・安心なまちづくりを進めます。
○地域での健康づくり活動や見守り、支え合いにより、誰もが住み慣れた地域で安心していきいきと暮らせるまちづくりを進めます。
施策展開の方向性
1 交通利便性の向上
2 豊かな自然環境の保全と生活環境の整備
3 地域資源の活用と発信
4 多世代の交流・協働による地域・健康づくり
5 地域との連携による防災・防犯力の向上
区づくりの将来目標
歴史が息づき、愛着と誇りの持てる いつまでも住みたいまち 東区
まちに息づく特色ある歴史・伝統・文化と豊かな自然環境等の地域資源の魅力をいかしながら、地域で生まれ育った若者をはじめ、誰もが地域に愛着と誇りを持ち、いつまでも住み続けたい、帰ってきたいと思えるまちづくりを進め、人口減少社会が既に到来している中にあっても、持続可能で活力ある東区の実現をめざします。
区づくりの重視すべき視点
視点1 特色ある歴史・伝統・文化をいかし、地域の魅力を高める
○東区固有の歴史・伝統・文化をいかしたまちづくりにより、区民の地域への愛着と誇りを醸成します。
○地域との協働により各地域で特色ある行事・イベントを開催するとともに、様々な地域資源の魅力を積極的に発信することにより、区内外の交流や多世代のふれあいを活発化させ、賑わいのある、人を呼び込むまちづくりを進めます。
視点2 産業・農業を振興し、地域経済を活性化する
○企業立地の推進等を通じて産業を振興し、雇用の場を創出するとともに、魅力ある農業を振興することにより、地域経済を活性化させ、持続可能なまちづくりを進めます。
視点3 自然と共生し、より快適で安全・安心な暮らしを実現する
○交通利便性の向上等により生活の質を高めるとともに、健康づくりを充実させることにより、あらゆる世代が豊かな自然と共生しながら快適で健やかに暮らせるまちづくりを進めます。
○地域の防災・防犯力を高め、みんなで支え合い、こどもから高齢者まで誰もが安心して暮らすことのできる、安全・安心なまちづくりを進めます。
施策展開の方向性
1 地域資源をいかした魅力と賑わいづくり
2 多世代が交流・活動できる地域づくり
3 企業立地の推進と持続可能な農業の振興
4 交通利便性の向上
5 健やかに暮らせる地域づくり
6 安全・安心な地域づくり
区づくりの将来目標
実りの大地に、世代を超えて未来を育む つながるまち 南区
世界有数の人造湖である児島湖、瀬戸内海国立公園等の豊かな自然環境や、臨海工業地帯が広がり大規模商業施設が立地する岡南地域、都心部から連続する市街地など、多くの人や企業を惹きつける求心力あふれるまちづくりを進めます。
また、実り豊かな農産物を生み出す広大な干拓地での農業を次代に引き継ぎながら、地域資源をいかすとともに、地域のつながりや世代を超えた交流を大切にし、安全・安心に暮らせるまちづくりを進めることにより、子育て世代をはじめ、すべての世代が住み続けたいと思える南区の実現をめざします。
区づくりの重視すべき視点
視点1 地域が一体となって、防災力を高める
○河川、沿岸部等の危険箇所への対策や避難所の環境整備等を充実させるとともに、自助・共助の精神で区民が互いに協力し合い、自分と大切な人の命を守るという意識を醸成することにより、地域防災力をさらに高めます。
視点2 地域資源を輝かせ、わくわく感を創りだす
○岡山の食を支える農業を振興し、地域ならではの特産品を広く発信することにより、豊かで活力ある未来につながるまちづくりを進めます。
○歴史・伝統・文化などの特色をいかしたイベントや祭りに、若者や子育て世代などの幅広い世代が参加することで賑わいが生まれ、住む魅力に満ちた高揚感あふれる地域づくりを進めます。
視点3 地域をつなげ、快適に暮らせるまちを実現する
○地域の抱える課題やニーズを踏まえながら、交通利便性の向上や生活交通の確保等を進め、生活環境の維持・向上を図ります。
○未来に向けて進化し続けるまちをめざし、世代や地域を超えたつながりを深め、区内外の交流を活性化することにより、こどもから高齢者まで、誰もがいきいきと暮らせる、住み続けたいと思えるまちづくりを進めます。
施策展開の方向性
1 地域で取り組む防災・防犯対策の充実
2 活力のある農業・産業の振興
3 多様な担い手の参加・協働による地域活動の活性化
4 地域の魅力の発掘・発信
5 交通の利便性の向上
6 健やかに暮らせる地域づくり
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1040 ファクス: 086-803-1732