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ケアマネインセンティブ事業について

[2024年3月5日]

ID:57826

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事業の概要

・ケアマネジャーのモニタリング時などに理学療法士・作業療法士や歯科衛生士、管理栄養士といったさまざまな専門職が同行し、利用者を見た上で専門的な視点から利用者の状態維持・改善につながる助言をケアマネジャーにお伝えするものです。

・「インセンティブ」とは“取組みのきっかけや動機となる仕組み”のことです。この事業では年度末にお渡しする表彰状や奨励金が、皆様のインセンティブとしてこの事業に取り組むきっかけになればと考えています。

狙い・背景

・現在、介護サービス全体で利用者の「状態維持・改善」がこれまでよりも更に求められています。これは居宅介護支援(ケアマネ)事業所でも同様で、利用者の状態を見てその人により適したケアマネジメントの提供が重要となります。

・利用者の状態を見るためには幅広い知識や専門的な視点が必要です。そのためにはケアマネジャーが多職種と連携してさまざまな視点から利用者を見ることが望ましいのですが、国は医療職との連携には加算制度を創設している一方で、その他専門職との連携については対応が不十分であり、多職種間での連携を十分に促せていないのが現状です。

・岡山市はこの状況を改善するため、「ケアマネジャーがさまざまな専門職との連携を通じてより適切に利用者の状態を見られるようになること、またその人に合ったケアマネジメントの提供から利用者の状態維持・改善に繋がること」を目的に、令和6年度から本事業を開始することとしました。

事業詳細

事業の流れ

・参加事業所は5月に参加申し込みをした後、6月から12月までにかけて「(1)専門職との同行訪問」や「(2)評価指標の達成」に取り組みます。

・3月には評価指標を達成した事業所には、「(3)事業所の評価(インセンティブ)」として、指標達成事業所への表彰状や、特に利用者の状態が維持・改善した度合いの高い上位10事業所には表彰式にて市長から表彰状と奨励金(10万円)を交付します。

イメージ図

事業の流れ

事業内容

(1)専門職との同行訪問

・市が事業所に無償で派遣する専門職(理学療法士・作業療法士、歯科衛生士、管理栄養士)が利用者宅に同行訪問し、実際に利用者の状態像を確認した上で、ケアマネジャーに対して利用者の状態維持・改善に繋がる助言をします。

・同行訪問の回数は、理学療法士又は作業療法士(リハビリ)、歯科衛生士(口腔)、管理栄養士(栄養)の3職種が2回ずつ(合計6回)となっています。

・各専門職はそれぞれの調査票を用いて利用者の状態像を客観的に把握するため、ケアマネジャーの方はその調査票を見ることで今後どのような点に着目していけば良いかを知ることができます。

ケアマネインセンティブ事業の流れ

(2)評価指標の達成

・参加事業所がどのような取組みを行っているかについて、市が設定した「評価指標」を通じて確認します。

・以下に記載する「評価指標」のうち、「1.外部研修・会議への参加状況」を含む4つの指標を満たせば指標達成となります。

  1. 外部研修・会議への参加状況
    (市が指定する研修・会議への参加回数が2回以上)
  2. 要支援者の受け入れ
    (要支援者の割合が市内事業所の平均以上)
  3. 認知症高齢者の受け入れ
    (認知症高齢者の割合が市内事業所の平均以上)
  4. 困難ケースの受け入れ
    (困難ケースの割合が参加事業所の平均以上)
  5. 幅広い事業所との連携
    (ケアプランに記載した介護サービス事業所数が市内事業所の平均以上)
  6. インフォーマルサービスの導入
    (導入の割合が参加事業所の平均以上)

(3)事業所の評価(インセンティブ)

・年度末には「(1)専門職との同行訪問」及び「(2)評価指標の達成」ができた事業所を表彰し、特に利用者の状態維持・改善に繋がった上位10事業所には、表彰式の場を設けて市長からの表彰状と奨励金(10万円)を交付します。

お問い合わせ

保健福祉局保健福祉部医療政策推進課医療福祉戦略室

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1638 ファクス: 086-803-1776

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