第2期岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略について

日本の総人口は、2008年の約1億2,800万人をピークに減少局面に入り、2060年には9,284万人になると見込まれています。加えて、出生数や出生率の低迷により、生産年齢人口の減少と高齢人口の増加が進むとともに、東京一極集中の傾向は変わらず、特に若い世代の東京への転入超過者数が増加しています。

岡山市では、地方創生の取組を体系的かつ戦略的に推進することにより、人口減少傾向を和らげ、将来人口推計の引上げを図ることが必要であるという前戦略の基本的な考え方を維持しつつ、新型コロナウイルス感染症に伴う新たな課題に対応する視点を追加した上で、「第2期岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」（以下、「第2期総合戦略」という。）を策定しました。

同感染症の影響下でテレワークをはじめとする多様な働き方が広がりつつあるほか、人口密度が高い東京圏に集住して日常生活を営むことのリスクが改めて認識されるなど、価値観の多様化が見られる中、「第2期総合戦略」に基づき、このような変化に対応しつつ地方創生の実現に向けた取組を推進してまいります。

「第2期総合戦略」は、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を勘案しつつ、「岡山市第六次総合計画後期中期計画」と整合性をとりながら、活力ある地域社会の実現を目指すものです。

令和3（2021）年度から令和7（2025）年度までの5年間を計画期間とします。

• 人口減少対策に向けた4つの基本目標の「目指す方向」と「具体的施策」を提示
• 具体的な実現を図るための重要業績評価指標（KPI）等を設定