パーク&ライドとは、自動車を駅周辺の駐車場に停めて、電車等の公共交通機関に乗り換えてもらうことで、都心への自動車流入を抑制し、交通混雑を緩和するための方策の1つです。
岡山市では、平成5年3月に、「岡山市交通基本計画」を策定し、交通渋滞緩和対策の一環として、日常の重要な交通手段となっている自動車・二輪車等と、鉄道・路線バス等公共交通機関の連携を強化することにより、移動の連続性・快適性を確保しながら、移動手段の公共交通機関への転換を図るため、各交通機関の結節部分である駅前広場の整備と、パークアンドライド駐車場の整備の方向性が出され、平成7年1月には、「駅前広場とパークアンドライド整備基本計画調査報告書」が作成されました。この「報告書」をもとに、パークアンドライド駐車場の導入による通勤の所用時間・通勤コスト・列車運行本数等を条件にパークアンドライド導入候補駅として、上道駅(山陽本線・岡山駅以東)、庭瀬駅(山陽本線・岡山駅以西)、妹尾駅(瀬戸大橋線)、玉柏駅(津山線)、備中高松駅(吉備線)、足守駅(吉備線)、西大寺駅(赤穂線)の7駅を選定しました。
上記7候補駅のうち、西大寺駅、妹尾駅について、当時の国鉄清算事業団から用地を購入し、それぞれ平成6年度、平成8、9年度で整備を行いました。西大寺駅駐車場が100台分、妹尾駅駐車場が90台分整備され、定期駐車専用として利用されていました。より利用していただけるように、妹尾駅駐車場においては、平成12年4月1日より一時駐車が出来るようになりました。それに伴う整備の関係で、収容台数89台となっています。又、西大寺駅駐車場では、空きを待っている方が、おられたため平成12年6月1日より収容台数を109台に増やしています。
平成19年1月22日の建部町及び瀬戸町との合併により、福渡駅駐車場(建部支所管内)、瀬戸駅駐車場(瀬戸支所管内)及び万富駅駐車場(瀬戸支所管内)を設置しました。
障害者の方は、駐車料金が半額になる場合があります。以下の市営駐車場の駐車料金の減額をご覧ください。
西大寺駅パークアンドライド全景
駐車場の位置図(概略図)
妹尾駅パークアンドライド全景
駐車場の位置図(概略図)
福渡駅パークアンドライド全景
駐車場の位置図(概略図)
瀬戸駅パークアンドライド全景
駐車場の位置図(概略図)
万富駅パークアンドライド全景
駐車場の位置図(概略図)