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土砂災害について

[2010年2月3日]

ID:4688

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梅雨の時期や台風など6月から10月頃にかけて大雨が降ります。その大雨が続くと地盤がゆるみ、土石流や地すべり、崖崩れなどの土砂災害を引き起こします。この土砂災害は多くの人々の財産や生命を奪うことがあり、日頃からの対策が必要となっています。

土砂災害には、土石流災害、地すべり災害、がけ崩れ災害があります。

土石流って何だろう?

谷や山から崩れた土や石が大雨による水と一緒になって一気に流れ出る現象です。流れるスピードが速く、人の命や財産を奪い、道路や線路などの交通網にも被害を及ぼします。

地すべりって何だろう?

斜面の一部あるいは全部が、粘土などの滑りやすい層を境にゆっくりと斜面下方に動き出す現象です。大雨による地下水位の上昇や地震の影響によって起こります。一般的に移動する土砂の量が多いため、甚大な被害を及ぼします。また、一旦動き出すとこれを完全に停止させることは非常に困難です。

がけ崩れって何だろう?

がけ崩れの写真

急な斜面が地中にしみこんだ雨水により突然崩れ落ちる現象です。地震によって起こる場合もあります。崩れた土砂は斜面の高さの2倍から3倍の水平長さまで届くことがあります。

危険!こんな前触れには注意しましょう

土石流

  • 山鳴りがする。
  • 雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
  • 川の流れが濁ったり、流木が混ざり始める。
山鳴り図
雨が降り続いているのに川の水位が下がる図
川の流れが濁ったり、流木が混ざり始める図

地すべり

  • 地面がひび割れる。
  • 沢や井戸の水が濁る。
  • 斜面から水が噴き出す。
地面がひび割れる図
沢や井戸の水が濁る図
斜面から水が噴き出す図

がけ崩れ

  • がけから水が湧き出てくる。
  • がけに割れ目ができる。
  • 小石がパラパラ落ちてくる。
崖から水が湧き出てくる図
崖に割れ目ができる図
小石がパラパラ落ちてくる図

災害から身を守るために日頃から知っておこう

雨に注意しましょう図

雨に注意しましょう
土砂災害の多くは雨が引き金になっています。気象情報等に十分注意して、危険と思ったら早めに避難しましょう。

逃げ方を覚えましょう図

逃げ方を覚えましょう
土石流はスピードが速いため流れを背にして逃げたのでは追いつかれます。流れに直角に逃げるようにしましょう。

避難場所を決めておきましょう図

避難場所を決めておきましょう
日頃から家族で話し合い避難場所、順路などを決めておきましょう。岡山市では「ハザードマップ」を順次作成、配布し、話し合う資料にしてもらっています。

一人ひとりが自分の身は自分で守るという意識で、日ごろから注意していただく必要があります。

土砂災害防止のための事業

土砂災害防止のための事業には以下のようなものがあります。

  • 治山事業
  • 砂防事業
  • 急傾斜地崩壊対策事業
  • 地すべり防止対策事業

 

詳しくは下水道河川計画課または各区役所地域整備課、各支所産業建設課にお問い合せください。
(治山事業、一部の地すべり防止対策事業は各区役所農林水産振興課にお問い合せください。)

お問い合わせ

下水道河川局下水道経営部下水道河川計画課河川防災室

所在地: 〒700-8554 岡山市北区大供一丁目2番3号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1434 ファクス: 086-803-1742

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