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岡山市環境学習センター「めだかの学校」

[2010年3月2日]

ID:3486

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平成11年2月に、環境庁(現・環境省)によってメダカが絶滅危惧種に指定されました。

岡山市環境学習センター「めだかの学校」では、メダカをはじめとする水辺の生物を通じて、自然や環境の大切さを伝えています。

当施設は、岡山県中部の岡山市北区建部町に位置し、メダカをはじめとする旭川の魚たちを展示した「淡水魚水族館」や、自然素材の郷土玩具を集めた「おもちゃの宿」をご覧いただけます。


お知らせ

【夏休み課題解決講座(メダカの学習・自然循環型水そう作り)について(令和2年8月4日更新)】

夏休み課題解決講座(メダカの学習・自然循環型水そう作り)を開講します。

ぜひ、ご参加ください。

1.内容    

・メダカの生態と飼育方法について

・自然循環型水そう作り

2.実施期間  

令和2年8月5日(水曜日)から8月24(月曜日) 午前10時30分から正午まで

3.定員     

1日2家族まで

4.対象    

 小学4年生から6年生までの児童とその保護者

5.参加費     

入館料(大人310円 小人100円)と材料代(300円)

6.予約方法    

受講希望日の2日前までにめだかの学校に電話をし、開講日と空き状況を確認してください。 (火曜日休館)

7.備考      

水そうは各自でご持参ください。(縦30cm×横25cm×高さ30cm程度の大きさのものを推奨、昆虫飼育用プラスチック製のものでも可)メダカは差し上げることができませんので、近隣のお店でご購入等をお願いいたします。筆記用具が必要です。詳しくはめだかの学校に直接お問い合わせください。



【親子環境学習サマースクールの中止について(令和2年6月18日更新)】

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、7月25日(土曜日),8月22日(土曜日)に開催を予定していました親子環境学習サマースクールを中止とします。

めだかの学校とは?

環境学習の必要性

平成11年2月、環境省が「メダカ」を絶滅危惧種に指定したことは、多くの方々に衝撃を与えました。
それ以降、さまざまなメダカ保護の動きが全国各地で取り組まれるようになりました。

メダカが絶滅危惧種に指定されるよりも、ずっと以前から、私たちは昭和63年の「めだかの学校」開校以来、21世紀も生命あふれる水であって欲しいという願いから、『春の小川復活作戦』を続けてきました。
コンクリートの人工水路に、5年もの歳月をかけ、旭川の川泥を堆積させ、水草の植生を整え、メダカが産卵・冬眠の出来る環境を整えてやりました。
するとどうでしょう。メダカをはじめトンボ、アメンボ、ゲンゴロウ、タイコウチといった水生昆虫も、住み家に戻るように寄ってくるではありませんか。メダカの住める『春の小川』の復活です。

日本の原風景と呼ばれる『春の小川』で、小さな生物たちの生活に触れ、自然の大切さ、生命の尊さを家族みんなで考え、話し合うひとときにしていただければと思います。
そして抱いた疑問は遠慮なくご質問ください。

めだかの学校全景

めだかの学校のある岡山市北区建部町は、自然に恵まれた環境です。

施設紹介

開館時間

  • 3月~11月
    午前9時~午後5時
  • 12月~2月
    午前9時30分~午後4時30分

料金

  • 大人
    310円
  • 小人
    100円(小学生未満は無料)

※団体(20人以上)は、大人:280円 小人:90円

休館日

毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
祝日の翌日(土曜日、日曜日及び休日を除く)

駐車場

八幡温泉郷駐車場(めだかの学校の北側隣接)
普通車209台 バス6台
※駐車場代は無料

アクセス

山陽自動車道 岡山ICから車で約45分
中国自動車道 津山ICから車で約50分

めだかの学校アクセスマップ

事業・活動内容

展示

旭川に生息するさまざまな淡水魚が観察できます。展示室中央には、ヒョウタン型の池があり、水生生物の生態観察もできます。
30個設置された水槽には、淡水魚を種類ごとに解説展示しています。

  • 展示中の淡水魚
    オヤニラミ、アブラボテ、スジシマドジョウ、ギギ、ウナギ、オオクチバス、カワムツなど。現在、展示更新中です。
    「めだかの学校」がある建部町を流れる旭川は、全国的に見ても淡水魚の種類が豊富な河川です。
    国土交通省が実施した「河川の水辺国勢調査」では、全国第4位の種類の多さを誇っています。

おもちゃの宿

「めだかの学校」の敷地内に、「おもちゃの宿」を併設しています。全国の郷土玩具、約5000点を収蔵展示しています。
郷土玩具を地域ごとに展示し、実際に玩具にさわって遊べるコーナーもあります。

めだかの学校施設写真

「めだかの学校」変遷

  • 発起
    産官学の有志が集い、「めだかの会」を結成 定期環境座談会の開催(座長;鳥越良光・岡山商科大学教授)
    岡山市東川原に研究室を設置
  • 昭和62年
    第3セクターの株式会社「めだかの学校」を設立(代表取締役;徳元秀臣)
    メダカを通じて、自然の大切さ、生命の尊さを学ばせる
  • 昭和63年
    建部町建部上に体験学習施設「めだかの学校」を開校
    環境学習基本プラン「春の小川復活作戦」スタート
    メダカを用いた環境学習「めだか教室」「めだか工芸教室」スタート
    「めだか列車」「めだかバス」などの企画により、体験学習の実施
    竹内哲郎氏の系統遺伝子「色つきメダカ」の保存養殖、販売
  • 平成4年
    名古屋市より視察研修。「世界のメダカ館」開設に技術協力
  • 平成6年
    NTT福渡支店よりの寄贈機材を基に「旭川ミニ淡水魚水族館」併設 竹内哲郎氏の系統種より選抜されたメダカが、宇宙実験に使用される
    この頃より、系統遺伝子メダカの無秩序な放流や劣等遺伝子(矮性奇形種)が問題になる
    バイオテクノロジーの間口を狭め、環境学習を主体とする方向へ
  • 平成9年
    朝日新聞大阪本社の依頼による、「親子めだか教室」の開催(~平成13年)
  • 平成11年
    環境省レッドリストで、メダカが「絶滅危惧(2)類」に指定される
    環境省自然保護局より、環境教育支援施設に指定される
    財団法人建部町観光公社の運営施設となる
  • 平成13年
    「おもちゃの宿」、「ヨーグルト工房」が併設
    建部町観光公社『やはたの里』として、リニューアルオープン
  • 平成17年
    建部町教育委員会支援の基、環境学習センターとして再整備
    設立当初の”メダカを用いた環境学習”から、より多様な視点から、未来を担う子どもたちのための”持続可能な循環型社会の形成に資する環境学習”を実施するためのプランニングを行う
  • 平成18年
    建部町環境学習センター「めだかの学校」として再出発→建部町教育委員会所管の施設となる
  • 平成19年
    合併により岡山市教育委員会所管施設「岡山市環境学習センター」となる

※現在、「めだかの学校」内では、メダカ、餌などの販売等は実施していません。
※現在、ヨーグルト工房の運営は、別組織です。

今まで取り組んできた活動

めだか環境教室

  1. 環境指標動物としてのメダカ
    メダカと稲作との関係、泥や水草の役割、メダカの飼育法や生命の誕生の学習など
  2. 身近な川の診断
    環境省などの資料を利用し生物の調査、水質のパックテスト(簡易テスト)など
  3. 環境循環型社会の理解
    里山の体験学習による地球の循環の理解など
  4. 星空観察
    望遠鏡などによる天体観測など
  5. 循環型めだか水槽作り
    バクテリアや枯れ葉を使った水槽作り、自然の循環を活かした、水槽の小さな地球

活動の例「ふれあい教室」

ふれあい教室は、川の探検です。ねらいは旭川。いくつかの源流を集めながら、ここ建部まで流れてきて、やがて瀬戸内海まで続きます。
川の生き物や水辺を観察することで、これからみなさんが、未来に向けて真剣に考えていく、ふるさとの自然や地球全体の環境について、ヒントが発見できると思います。
楽しく遊びながら、環境の大切さを学んでみましょう。

10時00分 めだかの学校入学
10時15分 調査用具を持ち、旭川に出発 用具(調査用紙、網、バケツ、パックテスト試薬、水温計など)
※その他、帽子やタオル、飲み物なども確認しましょう
10時30分 河川敷で、生き物調査と水質検査、川遊び
※川の深さ、流れに注意、スタッフの指示には従いましょう
11時30分 河川清掃後、めだかの学校に移動
11時45分 昼食(弁当は持参)
13時20分 環境学習のまとめ 生き物調べで、旭川の健康診断
13時40分 めだかの学校卒業
14時00分 解散

出前講座

めだかの学校では、主催講座である「めだか環境教室」などについて、小・中学校や公民館、環境イベントへの講師派遣を実施しています。
内容、活動場所、スケジュールなどは、別途調整いたしますので、お気軽にご連絡ください。

春の小川復活作戦

めだかの学校では、コンクリート化された川を、メダカがすめる自然の川に戻す試みとして、昭和63年から、「春の小川復活作戦」を提言し、進めてきました。
コンクリートの人工水路に、旭川の川泥を堆積させ、水草を植生し、メダカが産卵・越冬できる環境を整えるのには、5年の歳月を要しました。
現在では、施設の庭に流れる、全長約40メートルの水路には、メダカをはじめ、トンボ類、アメンボ、ゲンゴロウ、タイコウチなどの水生昆虫が繁殖するようになり、現在の「春の小川」が復活したのです。

循環型水槽「里山」

なんの仕掛けもない水槽、実は自然の循環の基本を整えることで、半永久的に水替えの必要がない水槽ができます。
昭和63年の「めだかの学校」が開校したときから始めた、「春の小川復活作戦」の考えを少しスマートにして、また子どもたちに循環型社会の仕組みをわかりやすく示すことにしました。
「めだかの学校」では、この水槽を「里山」と呼んでいます。自然の循環がスムーズに行われている河川環境では、川底の砂や土、落ち葉に生息している「バクテリア」が有機物(ゴミや汚れ)を食べて、分解する働きをしています。それに加えて、広葉樹の落ち葉に含まれるタンニンは、流水の健康状態を保つとされています。
その世界を、この水槽を作ってみることで、自然の循環のこと、また、その循環が途切れた人間社会の生活について、考える一助となれば幸いです。

今まで取り組んできた活動風景

めだかの学校は、岡山市環境学習センター「めだかの学校」が主催する環境学習の場となっています。
岡山市の小中学生、保護者を対象に、年間を通した環境学習プログラムを実施し、生き物や自然、また環境保全に対する意識の向上を図り、行動できる子どもを育成することを目的にしています。
主な教室の内容は、以下のとおりです。

めだか環境まつり(毎年5月ごろ)

平成元年より毎年テーマを決め開催。環境学習ブース、体験教室、ふれあい屋台など。
小中学生ボランティアとの協働で楽しく環境について考えます。

循環型水槽・里山教室

旭川の支流、田地子川での水辺教室。水生昆虫などから身近な川の今を調べ、川砂のバクテリアや枯れ葉のタンニンの自然循環力を利用してメダカ水槽を作ります。

親子環境学習サマースクール

建部の森や川をフィールドに、自然環境を学習し、山や川の連続性や自然の循環から私たちの生活を考えることをねらいとします。
自然体験活動を親子で体験し、環境学習を通じて親と子の絆を深めることもねらいの一つ。建部の自然の中で、ヒトと自然の共生について考えます。

親子環境学習フォーラム

岡山市環境学習センター「めだかの学校」をはじめとする建部の恵まれた自然をそのまま学びの場として活用し、体験を交えて、親子で一緒に環境学習を行う機会として実施しています。

これらの活動は、「市民のひろばおかやま」で随時参加者を募っています。
また、市内小学校を経由して対象児童に参加を周知しています。

メダカの飼育について

メダカは、北海道をのぞく日本各地の水田や小川に生息していました。しかし平成11年、環境省はメダカを絶滅危惧(2)類に指定しました。岡山県内でも生息域は減少しているとも言われています。
それはメダカのすみやすい環境-日本の里山風景が減っているということでもあるのでしょうか?
しかし、岡山県南の平野部では、まだまだメダカが生息しています。あなたの身近にメダカは生息していませんか。少し観察してみましょう。

メダカの好きな場所

メダカは、日本人にもっとも親しみのある魚です。その呼び方も地方によって、「めえと」「じゃっこ」など、6,000ほどあるともいわれます。
江戸時代の浮世絵にも「めだかすくい」が描かれ、古くから親しまれてきたことがわかります。

メダカのかたち

メダカは、水面に浮いたエサを食べるため、目も口も上を向いています。メダカを漢字で書くと、「目高」となります。

メダカの飼育

水槽は、ガラス、陶器、発泡スチロールなど、なんでも良いです。ろ過器やエアーレーションなど特別な設備の必要もありません。
水面の面積(平方cm)を、「50」で割った数のメダカを入れてください。例えば、60cm×30cmの水槽では、60×30÷50=36匹程度が飼育できます。

水について

水道の水を一晩、くみ置きしたものを利用してください。ひなた水は、水替えのときに、急な温度変化を起こすため避けましょう。
地下水も温度差があり、酸素も少ないので、くみ置きしましょう。
藻がわいた緑色に濁った水は、メダカを丈夫にします。水替えを行いすぎると、メダカの体を弱らせてしまいます。少し「ずぼら」なくらいが、ちょうど良いようです。

エサについて

市販されているメダカや金魚のエサをすりつぶしたものでかまいません。
しかし市販のエサには、魚粉が含まれているものが多く、比重が重いので、すぐに沈み、水を汚くしてしまいます。
どんなエサでも与えすぎは禁物。3~5分で食べきる分量を目安にしてください。

エサの販売について

かつて、めだかの学校では、自家製のエサを販売していましたが、現在は行っていません。
乾燥エビを原料として、整腸剤や乾燥野菜を配合したものでした。みなさんも各自身で工夫してください。

メダカの放流について

メダカの飼育が順調にいき、増えてくると、「川に戻してあげよう」と考える気持ちは理解できます。
しかし、淡水魚は水系ごとに、違った遺伝子を持っていることが知られています。安易な放流は、生態系のかく乱にもなりますので、絶対にやめましょう。
一度飼い始めたメダカは、最後まで責任をもって飼育してください。
放流することよりも大事なことは、メダカが生息できる自然環境を残し、また創ることだと思います。そんな自然環境を、子どもや孫のために残すことこそ、大人の責務だと思います。

メダカの飼育環境

めだかの好きな環境・苦手な環境について示す図(上)、めだかのメス・オスの特徴を示す図(下)

メダカの好む生息環境は、浅くて日当たりの良い土と緑のある川です。水は少し汚くても構いません。
苦手な環境は、フチが切り立った急流、コンクリート護岸の川、水が枯れる場所です。
メダカのメス・オスの特徴は、オスのみに背びれの切れ込みがあることや、しりびれの形と大きさの違いがあること等が挙げられます。

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関連情報

お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部生涯学習課めだかの学校

所在地: 〒709-3142 岡山市北区建部町建部上609 [所在地の地図]

電話: 086-722-1231 ファクス: 086-722-3100

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