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平成30年7月豪雨 現地レポート(東区楢原・桃太郎保育園)

[2018年7月24日]

ID:2321

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東区楢原・桃太郎保育園 早く子どもたちの声が響きますように(平成30年7月17日)

7月17日(火曜)、東区楢原で浸水被害のあった桃太郎保育園へ取材に訪問しました。
ここ桃太郎保育園では床上まで浸水したため、被災当初、各保育室は床板が剥がれていたり、濡れて使えなくなっていたりと、いまだに園児の受け入れができていません。
そんな中、被災直後の7月8日(日曜)と9日(月曜)、学生など多くのボランティアが復旧作業に参加してくれたため、園庭に流れ込んだ泥の排出や床の掃除などがとてもスピーディーに進んだ、と伺いました。ある程度復旧作業が終わったため、ボランティアによる作業は終わりましたが、部屋にはボランティアの方々の道具や資材などが並んでおり、非常時の人と人とのつながりに心を打たれました。屋外には被災直後の様子や少しずつ復旧していく園の姿の写真が並べられていました。

また、子どもたちが保育園に置いたままのものはきれいに袋に詰められており、消毒の終わった屋外の遊具や丁寧に並べられた玩具などは、子どもたちが帰ってくるのを待っているように見えました。

まだ床の張り替えといった復旧工事に2カ月ほどかかるそうですが、子どもたちも23日から桃太郎保育園の園舎の一部と旧かたせ桜保育園の園舎での受け入れが始まりました。園舎には大きな被害が残っていますが、桃太郎保育園は前を向いてしっかり進んでいるように感じました。

園の先生とひとしきり話し終えたあと、午後4時半ごろに突然歌が園庭に響きました。
それは「ちびまる子ちゃん」のテーマ曲「ゆめいっぱい」。
先生は「お迎えの時間の歌なんです」と語りました。
あたかも、園舎に帰ってくる全ての子どもたちを待っているかのように響く歌。
7月の夕方、まだまだ強い日差しに背中を照らされながら、2カ月後の開園を思い涙がこぼれました。

早く桃太郎保育園で「ゆめいっぱい」の子どもたちの声であふれますように。

桃太郎保育園の様子1
桃太郎保育園の様子2
桃太郎保育園の様子3
桃太郎保育園の様子4
桃太郎保育園の様子5

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