各国の温室効果ガス削減目標

2015年に開催された、国連気候変動枠組条約第21回締結国会議（COP21）では、加盟する国全てが協調して温室効果ガスの削減に取り組む国際的な枠組として、「パリ協定」が採択され、世界の気温上昇を産業革命前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求することが目標として掲げられました。
さらに、2021年10月から11月イギリスで開催されたCOP26においては、COP24からの継続議題となっていたパリ協定6条（市場メカニズム）実施指針等の重要議題で合意に至り、パリルールブックが完成しました。削減目標の引き上げの重要性に合意するなど、脱炭素社会を目指す取組みを強化しました。各国の削減目標は以下のとおりです。