世界の気温、雨量、海面水位等の過去・予測・影響

「地球温暖化」が世界でどのような影響を及ぼしているのかについてお伝えします。

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世界の平均気温は、産業革命以降、現在までに約1.09℃上昇しています。

2050年に実質CO2排出ゼロが実現する最善シナリオ（SSP1-1.9）においても、世界の平均気温は、1.5℃上昇する可能性があると予測されています。

また、化石燃料依存型の発展の下で、気候政策を導入しない最大排出量シナリオ（SSP5-8.5）においては、2081年から2100年までに、最大で5.7℃の気温上昇と、1.01mの海面水位上昇を引き起こすと予測されています。

• 熱波や干ばつ
• グリーンランドや南極大陸の氷床崩壊
• サンゴ礁の消滅

氷河や氷山が崩壊、融解することによって海面水位が上昇し、北極や南極では生態系に影響が出ています。

• 洪水、浸水
• 主要穀物の収穫量・品質低下
• 塩害

穀物の収穫量が減少することにより世界的な食料不足になる可能性があります。

• 海岸浸食
• 高潮・高波

太平洋に浮かんでいるツバルやキリバスなどの海抜が低い島国では、島全体が海の中へ水没してしまう可能性があり、とても深刻な状況に直面しています。