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うつ病について

[2022年7月4日]

ID:36879

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うつ病とは

うつ病は気分障害の一つです。

一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。発症の原因は正確にはよく分かっていませんが、感情や意欲をつかさどる脳の働きに何らかの不調が生じているものと考えられます。うつ病の背景には、精神的ストレスや身体的ストレスが存在することが多いですが、辛い体験や悲しい出来事のみならず、結婚や進学、就職、引っ越しなどといった変化を伴う出来事の後にも発症することがあります。

主な症状

精神症状

一日中気分が落ち込む、何をしても楽しめない、物事の捉え方が否定的になる、自分はダメな人間だと感じる、イライラ感、落ち着かない、死んでしまいたいほど辛い気持ちになる

身体症状

食欲がない、性欲がない、眠れない、過度に寝てしまう、体がだるい、疲れやすい、頭痛、肩こり、動悸、めまい、胃の不快感、便秘や下痢、口が乾く

うつ病かな?と思ったら早めに専門機関に相談してみましょう

かかりつけ医がいる方は医師に相談しましょう。

会社に産業医がいる方は産業保健での相談をお勧めします。

最寄りの保健センター、精神保健福祉センターでも相談を実施しています。

治療


症状が強い時期⇒まずは休養と薬物治療を

十分な休養をとり、心と体を休ませましょう。思うようにできなくても自分を責めないようにしましょう。休養期間に、できれば環境調整(会社を休む、家事を誰かに手伝ってもらう等)を行いましょう。薬物治療は主に抗うつ薬が使用されます。効果が現れるまでに時間がかかります。少量から始めて様子を見ながら徐々に増やすことがあります。効果や副作用と思われる症状についても、自分で判断せず主治医に相談しましょう。

回復してきたら⇒リハビリ(復職準備など)

段階的に徐々にリハビリに取り組むようにしましょう。症状が出ないという状態と、働ける状態は異なります。生活リズム(特に睡眠リズム)を整え、時間を決めて活動しましょう。リワーク(復職支援)など、徐々に負荷を上げていきましょう。うつ病は、適切に薬物療法を行わないと50%が再発すると言われています。主治医の指示に従い、症状が出ない状態でも再発を起こしにくくするために服薬を継続しましょう。

調子がよい状態を保つ(再発予防)

  • セルフモニタリング

自分の病気の特徴(症状、パターン)、症状が悪くなる時のサイン(兆候)、考え方や行動のクセを知ること

  • 認知行動療法(認知再構成、問題解決技法など)

お問い合わせ

保健福祉局保健福祉部こころの健康センター

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1273 ファクス: 086-803-1772

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