淡水魚の宝庫岡山の水辺を守ろう

岡山市には、旭川や吉井川の大河川をはじめ、笹ヶ瀬川や足守川などの中小河川、農業用水路、1000を越えるため池などの多様な水環境があり、淡水魚と周辺的淡水魚を含めて約70種類が生息しています。これは全国的に見て、とても多い数です。しかしそのうち10種が環境省から絶滅のおそれのある種に指定されています。これは、生息環境の悪化や田園水系の分断、乱獲、移入種の生息域の拡大などにより、生態系のバランスが崩れてきているためと言われています。
豊かな岡山の自然は市民共有の財産です。多様な生物が共存できる自然を大切にし後世に伝えましょう。

絶滅のおそれのある魚とタナゴの仲間たち

1. スイゲンゼニタナゴ [コイ科]
2. アユモドキ [ドジョウ科]
3. シロヒレタビラ [コイ科]
4. イチモンジタナゴ [コイ科]
5. アブラボテ [コイ科]
6. ニッポンバラタナゴ [コイ科]
7. タイリクバラタナゴ [コイ科]
8. カネヒラ [コイ科]
9. ヤリタナゴ [コイ科]
10. オヤニラミ [スズキ科]
11. スジシマドジョウ小型種(山陽型) [ドジョウ科]
12. アカザ [アカザ科]
13. シロウオ [ハゼ科]
14. メダカ [メダカ科]
15. カワバタモロコ [コイ科]

岡山市の淡水魚
水辺の生態系
野生生物の保護について


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