5.辛川市場法華題目石(からかわいちばほっけだいもくいし) 前へメニュー次へ
写真(全形)
全形
 岡山市西辛川にある。市指定の文化財である。大覚寺の本尊としてまつられている。
 日蓮宗の法華題目石で、長い塔身上に笠と宝珠をのせた大理石(コゴメ石)製の笠塔婆である。全高125cmで4面に題目を刻む。年号はないが、室町時代中頃と推定される。
 もとは西辛川の妙善寺(御跡)に安置されていたが、のちに大光院へ移され、さらに西辛川の現在地へ移されたという経緯がある。
地図

位置

見学 中鉄バス「辛川下」下車、徒歩10分
参考文献 巌津政右衛門『岡山市の石造美術』日本文教出版株式会社 1973年

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