4.足守八幡神社鳥居(あしもりはちまんじんじゃとりい) 前へメニュー次へ
写真(全形)
全形
写真(本柱・右側)
本柱(右側)
 岡山市下足守にある。国指定の文化財である。足守八幡神社の南にのびる参道の先端に立っている。
 花崗岩製で柱の下部に控柱を取り付けた両部鳥居である。最大高405cm、基部における柱の心々間は343cmを測る。笠木は断面五角形、左右の端は真反りをみせ、両端を垂直に切っている。向かって右の本柱には「大工沙弥妙阿 康安元年(1361)辛丑十月二日願主神主 賀陽重人 祝師僧頼澄」の銘文がある。
 なお、石大工妙阿は鼓神社宝塔も造っている。
実測図

実測図(参考文献より引用)

地図
1 守福寺宝殿 2 足守八幡神社鳥居

位置

見学 中鉄バス「足守農協前」下車、徒歩5分
参考文献 岡山市教育委員会「岡山市の有形文化財資料集成 I 」 1982年
巌津政右衛門『岡山市の石造美術』日本文教出版株式会社 1973年

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