肥料特性と使用法

肥料特性と使用法
形態 素材 窒素(N) 燐酸(P) 加里(K) 比重 PH 効速 施肥方法





  油粕 4.5〜
6.0
2.0〜
2.5
1.0〜
2.0
0.57   緩遅 出来る限り直接根に触れないように、鋤込む。
尿 鶏糞 1.2〜
6.0
1.6〜
5.0
1.0〜
1.5
    冬季米糠等と一度発酵させてから土中に鋤込むと良い。

  米糠 1.8〜
2.0
3.0〜
4.0
1.0〜
1.5
0.37   同上
  骨粉 2.5〜
4.1
20〜
25.0
0〜
0.2
0.91   緩遅 冬季に土中に鋤込む。

  有機石灰        
土とよく混ぜ土中に鋤込む。多用は不可!PH中和効果。






牛糞 0.3〜
2.0
0.1〜
1.5
0.1〜
1.0
0.50   冬季に土とよく混ぜて用いる。
堆(藁)肥 0.5〜
1.0
0.2〜
0.5
0.5〜
1.0
      同上
腐葉土 0.6 0.2 0.6 0.23     同上
バーク             同上



素材

過燐酸石灰   15〜
20.0
  1.21 やや速 必ず土中に、出来れば腐葉土等でサンドイッチ状に施肥。
熔成燐肥   17〜
20.0
   
やや遅 過石よりやや肥効が長い。

硫酸加里     45〜
50.0
  保管は湿気に注意!少量ずつ何回も施す、濃度に注意!
塩化加里     60.0   同上
草木灰   1.0〜3.0 5.0〜
8.8
 
施肥以前に雨等でぬらすと殆ど肥効は望めない。
  燻炭        
土中細菌の絶好の繁殖場!


消石灰 有効石灰60〜70.0  
PH中和効果。
苦土石灰 石灰45.苦土25.マグネシュウム20%  
同上

「園芸愛好家」は化成肥料をことさらの様に忌み嫌いますが、そう捨てたモノでもありません、使い方次第では良い結果を出すことは間違いのない事実です、ヒントは施肥の仕方です、上記一覧表を参考にしてより効果的な肥料の取り扱いをしてください。

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