ばらコンテストとは


春の開花は、それぞれの品種の特性どおり、自然の成り行きで咲きます(当然の事ながら天候、地域、植え場所に大きく支配されます)。

秋の開花は、9月初旬の剪定により、大凡コントロールできます、品種の特性により開花時期が若干異なります、かてて加えて天候にも大きく左右され、又地域、植え場所によっても、他の愛培家と異なる事があります(早く自家のばらの習性を掴んで下さい)。

一茎一花(一つの茎に複数の花は不可)。

花の芯の乱れていない、6分咲き程度が適当。

茎の長さは60〜70cm程度が適当。

必ず五枚葉を3枚以上付ける。

予防等で薬の汚れの付いた葉は洗剤で洗い流す。

切った花はバケツにタップリ水を張り花首近くまで浸けて暫く水揚げをする。

出来れば深いポリ容器に入れて(水に浸けたまま)会場まで搬入した方が良い(花はティッシュ等で保護)。

展示の際は必ず水切りをしてから指定の花器に入れる。

整った方を正面にして、搬送の途中で乱れた花形を整える。

もう一度、花、葉、たたずまいをチェックする。

この頃に成ると花も7分咲きになって居るでしょう。

生け込みを済まし、清掃後かたづけをしてから出品申込書に記入する。

主催者側の負担に成ることは避けるように心がける。

競争相手である、他の出品者とも親交を計りましょう(趣味の世界ですから、誠心誠意のおつき合いをしましょう)。

審査結果がでるまで会場にいましょう(あくまでも審査の邪魔に成らない様、又審査員に予見を差し挟むような言動は慎む事)。

会場では、次のコンテストの為に、自分なりの勉強をしましょう。

自分の出品した花が入賞したならば、表彰式には必ず出席をすること
(この事は、主催者並びに審査をしていただいた、諸先輩方への感謝と敬意を表す事で、絶対条件です)。

後片づけは出品者全員でしましょう。

余計なことでしょうが、昨今の日本における「ばらコンテスト」では剣弁、高芯花以外の花は殆ど入賞対象外です、色については一概には言えませんが「赤花」はやや不利なような気がします、いずれ近い将来皆さんも「ばらコンテスト」に出品されてはいかがですか!

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