ばらの主な手入れ


植付け後1年間の管理

施肥は植え付け後3ヶ月程度後に施した方が安全、接ぎテ−プもその時取ると良い、又予防に自信がある方はドンドン肥料を施してください。

剪定

剪定にはばらにとって一番重要な2月剪定(春剪定とも言う)、これは主にばらの命脈維持と枝の更新の為に行う剪定、そしてばら栽培の集大成を問う9月剪定(秋剪定とも言う)がありますが、そのほか古枝、弱小枝、懐枝、極端な開状枝、極端な高枝の調整のための剪定の他、切り戻しと言うちょっとだけタイミングとテクニックを要する剪定があります、期待した場所からの発芽が望めなかった時、枯れ込みが見受けられた時、ブラインドの状態が見受けられた時、枝の栄養が不充実のまま着蕾した時など、これら全ては良い花を咲かすための剪定です、しかし咲いた花の切り採りも、花後処理も重要な剪定と言えます。

ピンチ

ピンチには重要なものとしてベイサルシート、サッカーシュートの先止め、又花枝に花を咲かさないで枝を伸長さす為、着蕾直前のピンチ等が有ります。

芽掻き、側蕾掻き

不適当な箇所に発芽、着蕾が見受けられた時必要とします、よりスピ−ディーに判断、決断、対応しなけねばなりません。

ばらの手入れ!

もし皆さんがばら作りの過程で「難しい」あるいは「技術」と言う言葉を使うならば上記の「手間」即ち「切る、折る、掻く」の分野だと思います。

病虫害の予防には少々の出費と膨大な労力(1年間で約30回)を要します、一般にはこの事を以て「難しい」と言ってるのだと思います、それは「難しい」のでは無く、年間を通じ定期的かつ継続的に為さねばならない「作業に耐えきれない」のだと思います、作業内容は至って簡単で技術もさほどの知識も要しません、「30回の作業」と「秋の秀花」との「素交換」です、為すか為さないかは貴方次第です。

どんなに手間暇掛けても、どんなに心を入れ込んでも!
どんなに技術をつぎ込んでも「劣花」が「秀花」には成りません、慌てて苗木を購入しないで、植え付けの前に熟慮して出来るだけ自分にあった品種を選定してください、自分にあった品種こそそれが貴方にとって「秀花」です、どうかご自身が最も愛好できる「花」を選定、収集、栽培してください。

 

BackMenuNext