ばらの植付け


植え付け時期

春苗は(小苗、新苗)・・・・4月15日〜5月15日を目安。

秋苗は(大苗、2年苗)・・・12月20日〜1月20日を目安。

植え場所

絶対避けること

日当たりが4時間以下の所、人為的排気の近く、周囲のGLより低い所、最近までばらが植えてあった跡地、又ブロック塀の際は特定の品種以外は不適。

出来る限り避けること

西日のみの日当り、強い季節風の通り道、特に西北の風がよく当たる所、潮を含んだ風が当たる所、粘土、砂地両極端の土、ばらの古木又は大株の直近。

出来る限り望むこと

東南の日当たりが出来ればAM8:00〜PM3:00までの、最低限1日4時間以上の直射日光が当たる所、有機質の多く含んだ弱酸性土壌、やや重い土。

植え床作り、植え方

スペースは1本70cm〜90cm四方位必要(各品種の特性に対処)。

ばらは特に土を選びません、極度の砂地、粘土地以外ならOK、植穴は大きい程良いが最小40立方cm程度、掘り上げた土に有機物をタップリ混入する(未発酵のものは避ける)。

湿気の多い土地は浅堀をし、ブロック様の物で20cm〜40cm高く床を作る。

植え方

大苗(秋苗)小苗(春苗)を問わず植え付けの際は「接ぎ口」がやや見えなくなる程度に植え付けることが肝心です、この事を怠ると翌年の「シュ−ト(土中からの新芽)」が活発には出ません、いわゆる高植えの深植え、植え付け後小苗は基より大苗の植え付けの際も、突風に備え必ず支柱をしてください。
後は4〜6日置きに、やるときはタップリと4回ほど潅水をすればOK。

大苗は購入後4時間ぐらいバケツ水にタップリ浸けて、しっかり水揚げをする、痛んだ枝、根、軟弱な枝を丁寧に除去、植え付けの際は「根」を四方に広げて植え込みます。

元肥は苗の如何を問わず、施肥の仕方で返って悪影響を及ぼすことがあるので要注意! 苗木の根下5〜10cm位の所に、苗木の中心から30cm位側面に、何れにせよ「根」を直接肥料に当てないで元肥を施すことが肝心です。
肥料は出来るだけ有機質肥料の方がよい、その際1次発酵か2次発酵をさしたものを選ぶ。

 

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