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オンライン会議をするためのサービスの選び方

[2020年5月25日]

ID:41867

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オンライン会議をするために、たくさんのサービスが使われています。
コロナ禍で注目を集めたのがZoomです。多くの企業や団体、個人に利用されています。
しかし、オンライン会議ができるサービスはZoomだけではありません。たくさんの種類の中から、以下のようなポイントを意識して最も適したサービスを選びましょう。

目次

  • 無料サービスと有料サービスの違いとは?
    1.参加人数の上限
    少人数なら無料、大人数になればなるほど有料で利用金額が上がることが多いです
    2.利用できる機能
    無料の場合、利用できる機能が限られていることが多いです
    3.通信の安定感
    無料サービスと有料サービスで音質や画質などに差が生じることがある
    • 検討前にやること
      利用シーンの明確化
       利用場面を想像し、必要な機能・重視する点はどこなのか整理しましょう
      費用対効果
       通常会議、また有料オンライン会議の費用を比較し、得られる効果を明らかにしましょう
    • 検討したいポイント
      通信の快適さ
       音質や画質は、利用するサービス自体にも左右されます
      使いやすさ
       多くの人にとって使いやすく、わかりやすいサービスを選びましょう
      セキュリティ
       情報漏洩を防ぐため、セキュリティ対策の充実したサービスを検討しましょう
    • サービス紹介(市民活動団体に利用されているサービス)
      Zoom
       操作が比較的わかりやすく簡単
      Facebook Messenger
       パソコンからもスマートフォンからも使いやすく、無料で利用できる
      Microsoft Teams
       WordやExcelを開いて、参加者も編集できる

    無料サービスと有料サービス

    無料で利用できるサービスと有料のサービスがあります。無料と有料では、主に以下のような点で違いがあります。

    1. 参加人数の上限
      少人数なら無料、大人数になればなるほど有料で、利用金額が上がるものが多いです。
    2. 利用できる機能
      無料の場合は、利用できる機能が限られていることが多いです。
    3. 通信の安定感
      無料サービスの場合、有料サービスよりも音質や画質などに差が生じることがあります。

    検討を始める前に

    利用シーンの明確化

    オンライン会議を初めて使う場合、多くの機能が備わった製品を選ぶ方が多いでしょう。しかし、コストに見合った機能の活用ができない可能性もあります。

    まずは、オンライン会議でどんなことがしたいか、どのような会議で使うか、利用場面を想像し、必要な機能が何であるのか、重視する点はどこなのか整理しましょう。

    費用対効果

    オンライン会議の導入によって、どのくらいの費用を削減できるか考えてみましょう。

    対面会議をするために交通費や駐車場代、ガソリン代、会場費などが毎月どのくらいかかっているか。一方、有料のオンライン会議を導入した場合、毎月の支払額はどのくらいか。比較することで、得られる効果がどのようなものであるかが明らかになります。

    検討したいポイント

    通信の快適さ

    同じような機能を備えたサービスであっても、システムの設計上、データの通信量が大きいことで音質や画質が悪くなりやすいこともあります。

    音質や画質は、インターネット環境にも左右されますが、利用するサービス自体にも左右されるのです。会議の開催に適した、接続が安定的なサービスを選択しましょう。

    使いやすさ

    多くの人にとって使いやすいものを選びましょう。オンライン会議では、主催者はもちろん、参加するすべての人が、会議に参加するために一定の操作をする必要があります。

    操作が難しいと、せっかく導入してもそれを活動にうまく活かすことができません。オンライン会議から生まれた抵抗感が、活動から遠のく原因にもなり得ます。

    みんなが使いやすく、わかりやすいサービスを選びましょう。また、しっかり活用するために、使い方マニュアルを作ると良いかもしれません。

    セキュリティ

    会議では、個人情報など部外秘のやりとりがなされることも多いです。話し声や音声が周囲の人に漏れることも心配な点ですが、利用するサービス自体のセキュリティの強さも大切です。情報漏洩を防ぐために、セキュリティ対策の充実したサービスを検討しましょう。

    市民活動団体に利用されているサービス(例)

    オンライン会議中の写真

    オンライン会議中

    Zoom

    • 操作が比較的わかりやすく簡単
    • URL(追加でIDとパスワード)の共有で参加できるので主催者以外はアカウント登録不要
    • オンライン会議を録画できる

    Facebook Messenger

    • Facebookに登録している人同士であれば新たな設定は不要
    • パソコンからもスマートフォンからも利用しやすい
    • 無料で利用できる

    ※今後「Messenger Room」が整備される予定

    Microsoft Teams

    • WordやExcelを開いて、参加者も編集できる
    • URLの共有で参加できるので主催者以外はアカウント登録不要
    • 無料版で、映し出されている画面を参加者同士で共有すること(画面共有)ができる

    各サービスとも、優れた点や使い勝手が異なります。いくつか無料版などで試してみて、活動に適したものを選んでいきましょう。

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