世界保健機関(WHO)は、2026年5月17日(日本時間)、コンゴ民主共和国及びウガンダにおけるエボラ出血熱の発生状況が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC: Public Health Emergency of International Concern)」に該当する旨を宣言しました。
これまで日本国内では患者発生の報告はありません(2026年6月1日時点)。発生地域と日本との直接往来は限定的であり、日本での輸入症例の発生や日本国内で感染が広がる可能性は低いことが考えられています。
流行地域からの帰国者は、症状の有無にかかわらず、下記のことをお願いします。
コンゴ民主共和国またはウガンダに渡航歴又は滞在したことのある方は、入国時に検疫所の指示に従い、検疫官への自主申告をお願いします。
エボラ出血熱とは、アフリカ地域で散発的に流行が報告されている感染症です。エボラウイルスによる致死率の高い感染症で、出血症状を伴わないことが多く、エボラウイルス病とも呼ばれています。感染症法では1類感染症に分類されています。
潜伏期間は2~21日(通常4~10日)です。
初期症状は発熱、頭痛、筋肉痛などで、下痢、嘔吐、発疹などが出現することもあります。進行すると出血傾向、意識障害などの重篤な症状を示し死亡することがあります。
過去のアウトブレイクにおける致命率は25~90%と報告されています。後遺症としては、関節痛、視力障害、聴力障害などが見られることがあります。
主に患者の体液(血液、分泌物、吐物・排泄物)などに触れることにより感染(接触感染)します。 感染した動物(サルなど)の血液、分泌物、排泄物、唾液などとの接触でも感染する可能性もあります。 流行地域の洞窟に入ることは、感染したコウモリと接触するおそれがあるため感染リスクの1つです。
治療は症状に応じた治療(対症療法)が中心です。
流行地域などの詳しい情報は以下をご覧ください。
所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1290 ファクス: 086-803-1713