世界のRCE(ESDの地域拠点)関係者が集まり、これまでのESD活動の成果や今後の方向性について協議する会議が下記の日時・場所で開催されました。
岡山市では2014年の「ESDユネスコ世界会議」においての開催に続き2回目で、同一都市での複数開催は史上初です。
■日 程 2025年10月21日(火曜日)~10月23日(木曜日)
■会場 岡山コンベンションセンター
■参加者 147名(31か国) ※オンラインも含めると266名(47か国)
■成 果 「岡山宣言2025」の採択
■開会式
■基調講演1
■全体会1
■全体会2
■ESD岡山アワード表彰式
■RCEアワード表彰式
■歓迎レセプション
式はまず、国連大学学長によるビデオメッセージからスタート。岡山市長や環境省の代表が挨拶し、温かい歓迎と祝福の言葉が届けられました。また高校生による書道パフォーマンスが披露され、会場の雰囲気をさらに盛り上げました。

~マルチステークホルダー協働による持続可能な社会の構築~
多様な分野・地域から集う5名のパネリストが、地域におけるマルチステークホルダーの協働の重要性と役割を議論しました。RCE岡山からは、ユース代表として兼田紗綺さん(清心女子高等学校英語科教諭)が登壇しました。

~世界の優れたESDの取組を岡山が顕彰!~
2015年から実施している、国内外のESD活動の中から優れた取組を表彰する「ESD岡山アワード」表彰式が行われました。世界81ヶ国より346件の応募があり、ナミビア、コロンビアの取組が受賞しました。

~岡山ならではの、温かいおもてなしで歓迎~
21日夜の歓迎レセプションでは、岡山ならではの料理や地酒を提供。学生が書道や折り鶴などの和文化体験を運営、鼓のオープニング演奏や獅子舞の演舞も披露されました。
最後はみんなで「うらじゃ」の総おどりを行い、会場が一体となりました!
■基調講演2
■全体会3
■分科会1
■ポスタープレゼンテーション
■分科会2
■全体会4
■全体会5【岡山宣言2025(Okayama Declaration)】採択
■閉会式
20年以上にわたり国連SDGs、持続可能な教育、気候変動などの専門家として活躍するブルキナファソ(西アフリカ)のH.R.H. Abze Djigma (アブゼ・ジグマ)王女が登壇されました。インフォーマルセクターの支援、新規雇用の促進、女性のエンパワーメントを推進する活動が紹介されました。

計10の分科会が開催され、参加者はそれぞれ希望するセッションを選んで参加しました。RCE岡山からは、高島公民館を拠点に活動する地元中高生らのボランティア団体「高島地域づくり隊」の高校生ら6名が、地元の祭りにスタッフとして加わり、地域活性化に貢献していると報告しました。


国内外RCEをはじめ、学校や、公民館、企業など、様々な分野から、ESDの取組についてプレゼンテーションが行われました。未来を担うユース世代の発表者も多く、参加者は真剣に耳を傾け、情報交換を行っていました。


■フィールドビジット(小学校・公民館・岡山大学訪問)
■オプショナルツアー
■岡山城ナイトバンケット
・浦安小学校
地域の防災士等を講師に招き、傷病者を見つけたときの対応の仕方や、避難したときの過ごし方など様々な体験活動を見学しました。

・旭操小学校
環境問題について、子供たち自らが考えた課題や対策、実践への計画が発表され、ディスカッションする様子を見学しました。

各公民館の特色や課題解決に向けての対策や活動が紹介されました。
地域住民が積極的に公民館活動に参加する姿や生の声を聴くことができ、「自分の国でも実践したい」といった声が多く聞かれました。

福浜公民館

西大寺公民館

富山公民館
岡山大学では、RCE20周年を迎えたESD岡山の知の創成と継承として、SDGs達成に資するESDのための教師教育への取組をはじめユースグローバルリーダーシップの形成、産学官連携による教育研究の新たな共創の取り組みなどを紹介、参加者から活発なリアクションがありました。

23日午後は、曹源寺・後楽園コース、備前コースに分かれて体験型ツアーに参加しました。参加者は、観光や講演、ワークショップ等で岡山が誇る伝統や文化を存分に楽しみました。

写経体験

窯見学

備前焼風鈴づくり体験
岡山市の象徴である岡山城の天守閣では、岡山の魅力が詰まった特産品を活かした料理が振る舞われました。
さらに、武将隊や忍者が登場するアトラクションも開催され、参加者は日本らしいおもてなしを楽しむことができました。

ESDを通じた社会変革を目指し、新たな決意を示すもので、若者のエンパワメントやデジタルイノベーション等5つの優先課題が定められました。
宣言が出されるのは2012年トンヨン(韓国)、2014年岡山に続く3回目で、3回中2回に岡山の名前が冠されています。
2025年10月21日~23日に岡山市で開催された第14回グローバルRCE会議において、RCE設立20周年を記念し、「岡山宣言(2025)」が採択された。本宣言は、ESD(持続可能な開発のための教育)を社会変革の原動力と位置づけ、地域に根ざした協働と学びを通じて、持続可能な未来の実現を目指すものである。
「誰一人取り残さない」公正で包摂的な社会を実現し、生涯にわたる学びと協働的行動を通じて、共感と創造に基づく持続可能な社会を築く。
1. 体系的かつ社会的変革の触媒としてのESDの位置づけ
ESDを通じて、共に生きる力・グリーンスキル・地球市民意識を育成する。
2. パートナーシップを通じた知識交流と地域の解決策の推進
行政、教育機関、市民、企業、ユースなど多様な主体が協働し、地域に根ざした実践を推進する。
3. ユースのリーダーシップの強化と活性化
若者を行動と知識の共同創出者として支援し、意思決定への参画を拡大する。
4. 公平性・包摂性・正義の確保
すべての人々が学びと社会づくりに参加できる公正な環境を整備する。
5. 生涯を通じた生活のあらゆる場におけるESDのデジタル変革の活用
責任あるデジタル技術を活用し、誰もが生涯にわたって学べる仕組みを推進する。
RCEメンバー間および地域との連携を深め、知識共有・共同実践・政策提言を通じて、ESDを教育政策の中心に据える。
岡山宣言は、ESDを通じた社会変革を目指し、新たな決意を示すものである。多様な主体の協働、若者のエンパワメント、包摂、そしてデジタルイノベーションを軸に、持続可能で公正な未来を共に築くことを第14回グローバルRCE会議において誓う。
会議には小中学生、高校生、大学生、専門学校生、企業、NPO、市民団体、おかやま観光コンベンション協会等、非常に多くの市民のご協力をいただきました。皆様のご尽力のおかげで会議参加者からは「ホスピタリティが素晴らしい!」「岡山で開催してくれて良かった!」等の嬉しいお言葉を多くいただきました!
石井小学校の児童が各国の旗を振ってお出迎えしました。参加者に子供たちが準備した折り鶴をプレゼント。
参加者たちも満面の笑み。

WELCOME
TO OKAYAMA!
受付付近に、市内の小中学生が描いた歓迎ポスターが掲示されました。


開会式では、岡山県立東商業高等学校書道部による力強くも、しなやかな書道パフォーマンスが披露されました。
英語でのパフォーマンスは圧巻!

中国デザイン専門学校の学生が制作した顔出しパネルを会場等に設置。岡山らしいデザインに参加者も興味津々。


岡山大学鹿田茶道部の学生と株式会社引両紋により抹茶がふるまわれました。
参加者のほっとするひと時となりました。


岡山大学・ノートルダム清心女子大学の学生が総合司会、受付、通訳等のスタッフとして運営に参加しました。


アトラクションとして鼓演奏(囃子桜友会)、獅子舞(七社八幡宮神楽保存会)、うらじゃおどり(環温)を披露。
歓談中には、書道(山陽学園大学)、折り紙(学生英語スタッフ)、鼓(囃子桜友会)といった和文化を体験しました。

鼓(囃子桜友会)

獅子舞(七社八幡宮神楽保存会)

折り紙(学生英語スタッフ)

書道(山陽学園大学)
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1351 ファクス: 086-803-1777