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ヤングケアラー 子どもが子どもでいられる街に

[2022年5月20日]

ID:36726

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ヤングケアラーとは

「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことです。

子どもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。でも、ヤングケアラーは、年齢等に見合わない重い責任や負担を負うことで、本当なら享受できたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない会話を楽しむ時間…これらの「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。まわりの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、ヤングケアラーが「自分は一人じゃない」「誰かに頼ってもいいんだ」と思える、「子どもが子どもでいられる街」を、みんなでつくっていきませんか。それはきっと、すべての人が幸せに暮らせる社会をつくる一歩になるはずです。

たとえば、このような子どもたちがヤングケアラーです

  • 障害や病気のある家族に代わり、買い物、料理、掃除、洗濯などの家事をしている
  • 家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
  • 障害や病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている
  • 目を離せない家族の見守りや声かけなど気遣いをしている
  • 日本語が第一言語ではない家族や障害のある家族のために通訳をしている
  • 家計を支えるために労働をして、障害や病気のある家族を助けている
  • アルコール、薬物、ギャンブル問題を抱える家族に対応している
  • がん、難病、精神疾患などの慢性的な病気の家族の看病をしている
  • 障害や病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている

このような家事や家族の世話を担うことで、学校へ行けない、勉強ができない(する時間がない)などの状況になっている子どもたちがヤングケアラーです

子どもへの影響(ヤングケアラーが直面する問題)

大人が行うような家事や家庭内の世話を日常的に行っているとさまざまな影響がでる可能性があります。

  • 学業への影響
    遅刻・早退・欠席が増える、勉強の時間が取れない等
  • 就職への影響
    自分にできると思う仕事の範囲を狭めて考えてしまう、自分のやってきたことをアピールできない等
  • 友人関係への影響
    友人等とコミュニケーションを取れる時間が少ない等

ヤングケアラーの方へ

家族の手伝い・手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合は、少し注意が必要です。自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。でも、あなたの話を聞いて、共感して、サポートしてくれる人は必ずいます。学校の先生・スクールソーシャルワーカー・親戚の人・友達など、信頼できる相手に相談してみましょう。

ヤングケアラー相談窓口

地域こども相談センター(相談受付時間 平日午前8時30分から午後5時15分まで)
 名称電話番号所在地 
 北区中央福祉事務所内地域こども相談センター (086)803-1824 岡山市北区鹿田町1-1-1
 北区北福祉事務所内地域こども相談センター (086)251-6521 岡山市北区谷万成2-6-33
 中区福祉事務所内地域こども相談センター (086)901-1234 岡山市中区赤坂本町11-47
 東区福祉事務所内地域こども相談センター (086)944-0131 岡山市東区西大寺中2-16-33
 南区西福祉事務所内地域こども相談センター (086)281-9652 岡山市南区妹尾880-1
 南区南福祉事務所内地域こども相談センター (086)261-7127 岡山市南区福田690-1

厚生労働省のページ

厚生労働省 ヤングケアラーについて https://www.mhlw.go.jp/young-carer/別ウィンドウで開く

お問い合わせ

岡山っ子育成局子育て支援部こども福祉課 社会的養育推進係

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1223 ファクス: 086-803-1719

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