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家庭用品の安全性について 有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律

[2019年11月19日]

ID:19634

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『家庭用品』とは?

衣料品や住宅用洗剤など私たちが日常生活で使用するいろいろな生活用品のことです。
(薬、化粧品、食品、食器など、他の法律で安全対策がとられているものを除きます。)

家庭用品にはいろいろな化学物質が含まれています。

家庭用品の性能や機能、品質の向上のためにいろいろな化学物質が用いられています。
しかし、時と場合によってはこれらの化学物質が原因で健康被害を起こしてしまう可能性があります。
『有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律』は、家庭用品に含まれる化学物質による健康被害を未然に防止するために必要な規制を行っています。

製造・輸入業者は、製造・輸入する家庭用品に含まれている化学物質について、健康影響を十分に把握し、健康被害が生じないようにしなければなりません。また、基準に適合しない家庭用品を販売・授与することが禁止されています。

安全な生活を送るために、家庭用品に含まれる化学物質の種類や性能に応じて、家庭用品を正しく取り扱いましょう。

規制有害物質のひとつ『ホルムアルデヒド』

衣類の縮みやしわを防ぐために使用されています。
衣類のほかにも、家具や壁などさまざまなところに含まれていることがあります。
ホルムアルデヒドは濃度によっては、吸入するとのどに炎症を起こしたり、触れることで皮膚に炎症を起こすことがあります。
特に赤ちゃんの肌は敏感なため、生後24ケ月以内のベビー用品は、基準がより厳しくなっています。

また、ホルムアルデヒドは空気や水蒸気を通して、他のものに付着・吸収されやすい性質があります。
このため、ホルムアルデヒドを含まない製品を、ホルムアルデヒドを含んでいる空気中に置いたり、ホルムアルデヒドを含むものに接触させたりしておくと、ホルムアルデヒドを検出するようになります。これを『移染』といいます。

ホルムアルデヒドの規制基準

ホルムアルデヒドの規制基準一覧表
対象家庭用品規制値
乳幼児用(24ケ月以内)繊維製品
おしめ、おしめカバー、よだれかけ、下着(シャツ、パンツ等)、寝衣(ねまき、パジャマ等)、手袋、くつした、中衣(Tシャツ、ブラウス等)、外衣(セーター、ズボン等)、帽子、寝具(枕、布団、毛布等)
16μg/g以下※
子供用・大人用繊維製品
下着(シャツ、パンツ、ズボン下等)、寝衣(ねまき、パジャマ等)、手袋、くつした、たび
75μg/g以下
接着剤
(かつら、つけまつげ、くつしたどめ用)
75μg/g以下

※所定の試験方法で吸光度差0.05以下または16μg/g以下

包装されたものを購入しましょう。

ホルムアルデヒドは衣類に吸着されやすい性質があります。袋から出ていると、他のホルムアルデヒドを含むものから『移染』を受けることがあります。
選ぶときも、商品をむやみに袋から出すのはやめましょう。

新しく買った下着や赤ちゃんの肌着は洗濯してから使いましょう。

ホルムアルデヒドは水に溶けやすいので洗濯すれば、ほぼ取り除くことができます。

赤ちゃんの衣類は、他のものと区別して保管しましょう。

これも「移染」を防ぐためです。また、家具からもホルムアルデヒドが拡散され、衣類が「移染」を受けることがあります。
乳幼児の衣類を入れるタンスには、ベビーダンスを購入することをお勧めします。
また、新しいタンスに保管する時は、衣類をビニール袋に入れるなどして、「移染」を防ぐようにしましょう。

お問い合わせ

保健福祉局保健所衛生課 環境衛生係

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1258 ファクス: 086-803-1757

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