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塚段古墳群出土の玉類

[2010年2月3日]

ID:5406

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収蔵品紹介 第12回

塚段古墳群出土の玉類
  • 名称
    玉類
    勾玉、管玉、トンボ玉、重層ガラス玉、ガラス小玉、切子玉、銀製空玉、ねり玉
  • 出土遺跡
    塚段古墳群(塚段1号墳・2号墳・坂口古墳)
    岡山市東区上道北方
  • 時期
    古墳時代後期

上道北方塚段古墳群は古墳時代後期の横穴式石室墳3基からなる古墳群です。石室の全長9mほどのさほど大きくない古墳ですが、豊富な玉類が出土したことでよく知られています。
玉類には勾玉、管玉、トンボ玉、重層ガラス玉、ガラス小玉、切子玉、銀製空玉、ねり玉などきわめて多彩です。特に、2色以上のガラスを象眼したトンボ玉、ガラス玉内部が内外2層になった重層ガラス玉の存在が注目されます。玉類の他に鉄さいが出土しているほか、古墳群の周辺には中尾平山遺跡などの製鉄遺跡や「鉄」の地名があり、製鉄に従事する集団の有力者の墓と思われます。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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