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天瀬遺跡の竜の描かれた器台

[2010年2月3日]

ID:5400

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収蔵品紹介 第15回

竜の描かれた器台1
竜の描かれた器台2
  • 名称
    器台形土器
  • 出土遺跡
    天瀬遺跡
    岡山市北区天瀬
  • 時期
    弥生時代後期

天瀬遺跡は新京橋西詰付近から清輝橋にかけて拡がる弥生時代後期を中心とする遺跡です。当時は旭川の河口付近にあたっていたと思われ、港の機能を持った集落ではないかといわれています。同じ頃の港ではといわれる遺構が倉敷市上東遺跡で見つかっており、多量の祭祀用の土器が出土していますが、天瀬遺跡でも同じように器台などの祭祀用の土器が多量に出土しました。
この器台形土器はその一つで、波のような文様や曲がりくねった不思議な文様が描かれています。この文様は「竜文」と呼ばれる文様で、竜を表したものといわれています。竜は水を操る力を持つ伝説上の神・怪物ですが、それを描いた土器を用い航海の安全などを願ったのでしょうか。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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