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虎倉城出土の軒丸瓦

[2010年2月3日]

ID:5209

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収蔵品紹介 第63回

虎倉城出土の軒丸瓦
  • 名称
    軒丸瓦
  • 出土遺跡
    虎倉城跡
    岡山市北区御津虎倉
  • 時期
    室町時代

虎倉城は室町時代に築城された山城で、岡山市の北部、旧御津町の西北端に位置する山城です。備中松山(高梁市)から備前国西部の拠点である金川に至るルート上に築かれており、戦国期には備前国の国境付近における戦略的要衝として機能していました。虎倉城は、戦国期に松田氏の配下で後に宇喜多氏の家臣となった伊賀氏が居城したのち、同じく宇喜多氏の重臣である長船氏の居城となりました。遺構は比較的良好に遺存しており、山頂の本丸、二の丸、三の丸の主要な郭をはじめ、石垣、堀切等が確認されています。建物等の上部構造物はすでに存在していませんが今回紹介する軒丸瓦をはじめ、本丸には礎石とみられる石が配列されており、本瓦葺きの建物が建っていたと推測されます。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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