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醫王谷古墳出土の銀環

[2010年2月3日]

ID:5195

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収蔵品紹介 第60回

醫王谷古墳出土の銀環
  • 名称
    耳飾り(銀環)
  • 出土遺跡
    醫王谷古墳
    岡山市北区日近
  • 時期
    古墳時代後期

醫王谷古墳は岡山市日近に位置する、横穴式石室をもつ6世紀後半の古墳です。古墳の築造以降、当地は耕作地として利用されており、墳丘は大きく削られ、石室は一部崩壊していました。また、石室内からは中世~近世の土器・陶磁器などが多数出土していることから、すでに盗掘を受けていることが明らかになりました。したがって、発掘調査で出土した古墳の副葬品は限られたものでしたが、今回紹介する銀環は調査の中で出土した貴重な遺物です。銀環は耳飾りで、銅に銀メッキを施しています。銀環をはじめとする装飾品は一般の集落を発掘してもなかなか出土することはなく、貴重品であったことがうかがえます。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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