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西祖橋本遺跡の備前焼大甕

[2010年2月3日]

ID:5174

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収蔵品紹介 第56回

西祖橋本遺跡の備前焼大甕
  • 名称
    備前焼大甕
  • 出土遺跡
    西祖橋本遺跡
    岡山市東区西祖
  • 時期
    室町時代

西祖橋本遺跡は吉井川西岸の平野部に位置し、御休小学校の校舎新築工事に伴って調査されました。この甕は井戸筒として利用されていたため底は失われていましたが、口径57cm、器高80cm以上というたいへん大きなものです。年号銘はありませんが、肩の部分に「貳石入」とヘラ描きされています。口縁玉縁を大きく作り、玉縁の外面に太めの凹線をめぐらせ、胴部が強く張るという特徴から16世紀中頃から後半の作と考えられます。西祖橋本遺跡の周辺は刀鍛冶の存在が想定されており、この甕を埋めていた井戸も、有力な刀工か武士の屋敷の井戸と考えられます。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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