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ハガ遺跡出土 獣形硯

[2010年2月3日]

ID:5058

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収蔵品紹介 第30回

獣形硯
  • 名称
    獣形硯(じゅうけいけん)
  • 出土遺跡
    ハガ遺跡
    岡山市中区国府市場
  • 時期
    奈良時代

ハガ遺跡は備前国府の関連遺跡とみられる遺跡で、方形に区画された範囲に建物跡が見つかっています。当時の役人にとって、読み書きは職務上必要不可欠なものであり、中国の古典を学び、漢文を使いこなすことが要求されました。発掘調査で多く見つかる文房具の一つに硯があります。硯の形は変化に富み、円形・花弁形の他、動物をかたどったものがみられます。
今回紹介する獣形硯は、以前紹介した羊形硯と同じく、動物をかたどった硯です。しかし、どのような動物をかたどったものかはっきりしません。一見イノシシのようにも見えますが、牙の表現のしかたに疑問があり、あるいは熊を表現しているのではないかという意見もあります。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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