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海ごみ 学ぼう

[2023年5月17日]

ID:48268

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海ごみ

海ごみとは

海ごみとは海にあるごみのことを言います。海ごみには大きく分けて以下の3種類があります。

  1. 漂流ごみ 海に流れ出て海面を漂っているごみ
  2. 漂着ごみ 海岸にたどり着いたり捨てられているごみ
  3. 海底ごみ 海底に沈んでたい積したごみ

出典:海ごみ回収ハンドブック 岡山県 岡山県海ごみ対策県市町村連絡調整会議

海ごみはどこから発生しているの?

海ごみ回収ハンドブック

海ごみの中には、海で捨てられたごみ、街で捨てられて海に流れ出たごみ、外国から流れ着いたごみなどさまざまなものがあります。

さまざまな原因で発生している海ごみですが、海ごみの多くは「街」で発生して河川などを経由して海まで流れ出ているごみです。河川に流れ出たごみが集中して溜まっている場所を「ホットスポット」といいます。街でポイ捨てされたごみなどが、雨や風に飛ばされて、川や用水路に入り、海まで流れ出て、「海ごみ」となり、環境に大きな影響を及ぼしています。

出典:海ごみ回収ハンドブック 岡山県 岡山県海ごみ対策県市町村連絡調整会議

海ごみの中でも特に問題になっているのが・・・

海ごみの中でも私たちの生活に欠かせない「プラスチックごみ」が特に問題となっています。

プラスチックは自然に分解されることがありません。流出したプラスチックごみは、雨や風にさらされて、目に見えないほどに小さくなったとしても完全になくなることはないのです。一度海に流れ出てしまうと回収が難しいため、環境に大きな負担をかけることになります。2050年までに海の中のプラスチックごみの量が海にいる魚を上回ると予測されています。
また、5mm以下の小さなプラスチック破片のことをマイクロプラスチックといいます。小さくなったプラスチックごみを魚や鳥がえさと間違えて食べて死んでしまったり、ビニールや釣り糸などが魚や鳥に絡まってとれなくなってしまうこともあります。私たちが出してしまったプラスチックごみで多くの動物たちが困っています。

出典:世界経済フォーラム(2016年)報告書

マイクロプラスチックを魚が食べてしまってるイラスト

海ごみを減らすために

(1)生活の中で出るごみの量を減らそう

ワンウェイプラ

一番大切なことは生活の中で発生するごみの量を減らすことです。今使っているものを大切に使ったり、マイバックやマイボトル、マイ箸を持ち歩き、使い捨ての習慣を見直し、ごみを減らしましょう。一度の使用でごみになってしまうプラスチックを「ワンウェイプラスチック」といいます。ワンウェイプラスチックの使用を控え、環境にやさしい生活を心がけましょう。
ごみを減らすためにどんなことができるでしょうか。みんなで話し合ってみると新しいアイディアが思いつくかもしれません。

(2)ポイ捨てしないで、ごみは家に持ち帰って捨てよう

資源化物、子供

外で食べたお菓子のごみやジュースの缶などはきちんと家に持ち帰っていますか。公園にそのまま置いて帰ってしまうと、最終的に海のごみになってしまう可能性があります。外で出たごみも家に持ち帰って正しく分別しましょう。普段の生活だけでなく、山や川などに出かけてキャンプやバーベキューをした際に出たごみなども必ず持ち帰るようにしましょう。

(3)家の近くや、川、海の清掃活動に参加して海に流れ出るごみを減らそう

ゴミを集めて清掃活動を行なっている父子、女性、犬

清掃活動に参加して海に流れ出てしまう前にごみを回収することは海ごみを減らすために効果的な行動です。軍手やトングを使って、積極的に清掃活動に参加しましょう。清掃活動に参加するとどんな種類のごみが多いのかを知ることができます。浜辺でごみ拾いをするとどんなごみが流れ出ているのかを知ることができます。
体調管理をしっかりとして無理のない範囲で、できることから始めてみんなできれいな海を守りましょう。

お問い合わせ

岡山市役所環境局環境部環境事業課資源循環推進室

所在地: 〒700-8554 岡山市北区大供一丁目2番3号

電話: 086-803-1321  ファクス: 086-803-1876

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