・内容 当館職員(学芸員)が収蔵資料や企画展示を解説する、講演形式の歴史講座です。
おおむね月に1回程度のペースで開催しています。
・会場 岡山市立中央図書館 2階 視聴覚ホール
定員60名(事前申込受付なし・当日先着順)、聴講無料
・時間 各回とも午後2時から午後4時まで
・対象 一般
※急な都合で予定が変更になることもありますので、直前にもご確認ください。
※参加人数が定員未満で推移しているので、その状況により当日先着順としています。
これから開催する予定の講座
令和7年7月5日(土曜日) 「岡山空襲と鐘撞堂の鐘」
岡山城下の市民に時を知らせてきた鐘が、戦災で焼け落ちたときのことについて。
令和7年8月2日(土曜日) 「白岩龍平・白岩艶子夫妻が駆け抜けた時代」
戦前の中国で活躍し文化交流に尽くした実業家と歌人の夫妻の足跡をたどります。
すでに開催済みの講座
令和7年4月13日(日曜日) 「岡山の明治初期の学校関係資料」
明治5年の学制公布の頃、岡山であった学校設立の動きを資料で紹介しました。
令和7年5月17日(土曜日) 「河本家伝来の絵画資料について」
貴重な書物や美術品の収集で名高い岡山城下の豪商、河本家伝来の絵画について。
令和6年4月14日(日曜日) 「岡山城の近代 廃城から史跡指定まで」
明治期の荒廃した岡山城と、それを嘆いた木畑道夫、岡本常彦らの思いについて。
令和6年5月18日(土曜日) 「明治・大正・昭和の岡山の観光案内」
観光案内書を通じて岡山の史跡や街が、どのように描かれてきたかをたどりました。
令和6年6月9日(日曜日) 「江戸時代の旅をめぐる資料」
社寺参詣などで盛んになった江戸時代の旅の様子を、資料を通して紹介しました。
令和6年7月14日(日曜日) 「岡山藩領の水害記録について」
江戸時代の岡山の水害を、村々に伝わってきた絵図や文書で振り返りました。
令和6年8月11日(日曜日) 「佐藤一章の戦後のスケッチを読み解く」
画家がスケッチに描き留めた戦災直後の岡山市街の様子について。
令和6年9月8日(日曜日) 「昭和20年代の博物館設立活動」
一度は挫折した池田家の文化財を保存する博物館の建設活動について。
令和6年10月13日(日曜日) 「岡山の近世の歴史家たち」
土肥経平、湯浅常山、斎藤一興など、江戸時代の岡山の歴史家について。
令和6年11月10日(日曜日) 「岡山の近代の歴史家たち」 <※都合により中止>
木畑道夫、山田貞芳、蔵知矩など、近代の岡山の歴史家について。
令和6年12月8日(日曜日) 「岡山市立図書館の朝鮮通信使関連資料」
牛窓港で通信使の接待に当たった岡山藩の儒学者たちが残した記録を紹介しました。
令和7年1月12日(日曜日) 「岡山市立図書館所蔵の大名の書跡」
書には人柄が表れます。歴史の表舞台に立ってきた「殿様」の書を鑑賞しました。
令和7年2月9日(日曜日) 「坪田譲治と"昭和"という時代」
坪田譲治の代表作が生まれた昭和戦前期。作品と時代背景を考えました。
令和7年3月9日(日曜日) 「岡山の明治の印刷物と版下彫り職人」
明治時代に岡山で作られた印刷物で、挿絵の版下を彫った職人を紹介しました。
令和5年7月 17日(月・祝) 「津田永忠遺績之碑と木畑道夫」
明治期に行われた津田永忠の顕彰活動で、中心的な役割を果たした歴史家について。
令和5年8月13日(日曜日) 「国富家文書収蔵のいきさつと渡辺知水」
岡山城下町の惣年寄役を務めた豪商、国富家の文書が当館へ収蔵された経緯について。
令和5年9月10日(日曜日) 「戦後岡山の演劇と上演施設」
戦後の焼跡の中、演劇への熱意が上演施設の建設を促してきたことを振り返りました。
令和5年11月12日(日曜日) 「岡山城下町の豪商と文化」
佐々木家や河本家など、江戸時代の岡山城下で文化に貢献した商人を紹介しました。
令和5年12月23日(土曜日) 「江戸時代の年貢にかかわる資料」
検地帳、耕地図等から年貢徴収の仕組みを解説し、江戸時代の社会を考えました。
令和6年1月14日(日曜日) 「明治時代の地租改正と地図作成について」
明治期に全国で地籍図が作成されましたが、このときの岡山の地図を紹介しました。
令和6年2月11日(日・祝) 「用水路がめぐる岡山の村落と景観」
文学者・坪田譲治が生まれ育ち、作品の背景になった岡山近郊の農村の景観について。
令和6年3月10日(日曜日) 「明治期の画家、岡本常彦について」
歴史家、木畑道夫らと親交のあった画家について、当館の資料を中心に紹介しました。
所在地: 〒700-0843 岡山市北区二日市町56 [所在地の地図]
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