【建物情報】
【解説】
昭和初期の「モダニズム」表現する建物で、デザイン的にも優れている。設計者のA.レーモンドは、チェコ人で、アメリカに渡り、フランク・ロイド・ライト(東京・帝国ホテルの設計者)の薫陶を受けた後来日、44年間にわたって各地に近代建築を残した。
当時オランダを中心に広まっていた「デ・スティル派」の影響を受け、「直角の美学」とも言われる様式を採用している。建物の中に礼拝堂を組み込むのはレーモンド建築の特徴で、四角に仕切られた枠にガラス窓がびっしりと並ぶ様式を好んでいたようで、他にも多用している。





