木村コレクション 古備前

昭和59年、故木村誉平氏が収集された古備前403点を岡山市に寄贈いただきました。
木村氏のご芳志をいつまでも称えるため、「木村コレクション」と命名しております。
備前焼の歴史は平安時代末期(12世紀頃)にさかのぼり、日本六古窯(備前、丹波、越前、 信楽、瀬戸、常滑)に数えられます。もとは、つぼ、かめ等の日用雑器を中心に 作られていましたが、室町時代末期(16世紀中頃)になると、茶の湯の流行により、 茶器、花入れ等の茶陶がさかんになりました。
このたび公開するのは、「木村コレクション」の中からえりすぐった32点で、 桃山期から江戸前期のものが中心となっています。備前焼の歴史を感じていただければ幸いです。
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