山口七夕ちょうちんまつり

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山口七夕ちょうちんまつり(山口県)

種類 62円郵便切手
意匠 山口七夕ちょうちん
版式刷色 グラビア5色
印面寸法 縦33.0mm 横22.5mm
シート構成 20枚(縦5枚・横4枚)
発行日 平成4年7月7日(火)
原画作者 吉村芳生(色鉛筆画家)

 山口七夕ちょうちんまつりは、日本三大火祭りのひとつとして古くから伝わる伝統的な祭りです。
 8月6・7日の2日間、山口市中心部の通りは、昼は短冊が飾られ、夜は約10万個の提灯に灯りがともり赤い灯のトンネルとなります。ローソクが燃え燼きるまでの2時間は燃える不夜城です。その由来は、26代盛見(もりはる)の頃から、先祖を祀った大内氏の盆提灯が、都ぶりを移した七夕の行事として、いつしか町の家々にひろまって今に受けつがれ、山口の代表的行事となりました。
 季節の折目を忘れぬ庶民の詩情。
 切手の意匠は、たそがれに浮かぶ大・中・小の提灯で構成されています。


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