備前焼

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備前焼(岡山県)

切手の画像
種類 62円郵便切手
意匠(左) 耳付水指
(右) 緋襷水指
版式刷色 オフセット5色(2種連刷)
印面寸法 縦33.5mm 横25.0mm
シート構成 20枚(縦5枚・横4枚)
発行日 平成3年4月5日(金)

 岡山からJR赤穂線で40分のところに瀬戸、常滑、丹波、信楽、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ1000年の歴史をもつ備前焼のふるさと伊部(いんべ)があります。
 釉薬をかけず絵付もしない備前焼は土そのものの渋い味わいと窯焚きによって生まれる自然の発色と変化の妙が特徴と言われています。
 焼成はのぼり窯で松割木を燃料に1200度の高温で約1週間焼きしめてできあがります。

耳付水指 備前焼中興の祖として仰がれた初代備前焼人間国宝の金重陶陽(1896〜1967)の作品です。
高さ:18.4cm
胴径:21.0cm
昭和38年作
岡山県備前陶芸美術館
緋襷水指 緋襷水指の中で第一の名品であり国の重要文化財に指定されています。
高さ:13.7cm
口径:10.9×13.9cm
胴径:17.2cm
底径:10.7cm
古備前(桃山時代作)
畠山記念館

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