岡山県では、失語症者向け意思疎通支援者養成研修会の開催を予定し、受講者を募集しますのでお知らせします。
失語症とは、脳卒中などの大脳疾患により、ことばを聞いて理解することや考えをことばにすることができない、文字が読めない、字が書けないなど言語機能に支障をきたす障害です。
失語症状によって会合や買い物、催し物、書類手続きなどにおける言語が関わるやりとりが困難となり、結果として日常生活が制限され社会参加が阻害されます。そこで、失語症者から要請を受けて派遣される失語症者向け意思疎通支援者が、日常生活で必要な買い物・書字記入など言語でのやりとりを必要とする場での意思疎通支援を行います。本研修講座は、その支援者を養成する講座です。講座修了者には認定証が授与され、派遣のための支援者として行政登録されます。
趣旨 | 失語症の認知拡大および失語症者の社会参加の促進を図ることを目的とし、意思疎通支援者を養成する。 |
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研修会内容 /日程表 | 1) 失語症者の日常生活や支援のあり方への理解 2) 1対1のコミュニケーション技法の習得 3) 日常生活上の意思疎通を支援するための最低限必要な知識及び技術の習得 ・ 講義5日(12時間) ・ 実習7日程度(28時間)
講義内容、日程の詳細については添付ファイルをご参照ください。 |
会場 | 岡山会場:岡山リハビリテーション病院(岡山県岡山市中区倉田503-1) 笠岡会場:笠岡市中央公民館(岡山県笠岡市笠岡1866-1) 7/21のみ 笠岡市保健センター(岡山県笠岡市十一番町1-3) |
受講対象者 | 令和6年4月1日現在、18歳以上の方で、次の条件をすべて満たす方。
1) 岡山県内に在勤・在学・在住の方 2) 全講座出席可能な方:5日間の座学と9月以降の4日間の実習 3) 研修終了後、岡山県内で失語症者への支援が可能な方 注:申込者多数の場合は主催者において選考・抽選において決定する。(定員:25名) |
申し込み方法 | 2024年6月14日(金曜日)までに下記あてにメールにて申し込みください。電話でも可能です。 ※メールの件名を「岡山県失語症者向け意思疎通支援者養成講座希望」としてください。 ※メールの本文に氏名を入力してください。 ※電話での相談にも以下の窓口にて対応します。(土日祝を除く) 社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院 言語聴覚科 電話 086-427-1111 / メール heiseist@heisei.or.jp メールによる申し込みの方は、申し込み日から返信が1週間ない場合は改めて電話にてお問い合わせください。 |
その他 | 研修会の受講料は無料です。 研修修了者で県名簿に登録された支援者には、岡山県内での失語症者向けの支援を行っていただきます。 また支援者は、岡山県内の失語症者への支援を行うため必要となる情報を失語症当事者団体・支援団体、岡山県内各地方公共団体に連絡しますので、ご協力をお願いします。 |
お問い合わせ先 | 社会医療法人全仁会 倉敷平成病院 言語聴覚科 藤本憲正
電話 086-427-1111 / メール heiseist@heisei.or.jp |
岡山県失語症者向け意思疎通支援者養成講座
所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1235 ファクス: 086-803-1755