いざという時の人材を育成

　救急医療や救急業務に正しい理解と認識を深めることを目的に制定されている9月9日「救急の日」ならびに「救急医療週間」（9月3日から9日）の取り組みの一環として、岡山県大学生消防応援隊に登録されている環太平洋大学の学生5人を対象に応急手当普及員講習を実施しました。

　応急手当普及員の資格を取得すると自身で救命講習が開催でき、インストラクターとして指導することが可能となります。講習内容は、119番通報訓練、心肺蘇生法、やけどやけが等の応急手当です。地域防災力の一翼を担う大学生が、ファーストエイド（急病やけが人を助けるための最初の行動）を学び、救命の第一走者として必要な知識と技術を習得しました。

岡山県大学生消防応援隊・・・次世代を担う大学生の消防・防災に関する理解促進と消防に対するイメージアップを図り、将来的な消防団入団へつなげることを目的に、消防・防災に関するサークル活動を支援する「大学生消防応援隊育成・活動支援事業」を平成27年度から岡山県が実施しています。

　令和5年8月時点で、環太平洋大学23人、倉敷芸術科学大学20人、岡山県立大学12人が登録されています。