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パラ・パワーリフティング 日本代表候補選手の強化キャンプが行われました!(令和5年4月19日から23日)

[2023年5月11日]

ID:49525

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キャンプの概要

 令和5年4月19日から23日までの5日間、パラ・パワーリフティング 日本代表候補選手9人の強化キャンプが岡山市で行われました。


 パラ・パワーリフティングの岡山市キャンプもこれで6度目。すっかり日本代表候補選手の強化キャンプ地として、ここ岡山市が定着しました。


 今回のキャンプは、来年に迫ったパリ・パラリンピックの出場権を保持するために必ず出場しなければならない世界選手権(8月・ドバイ)の最終選考チャンスとなる国内大会(4月末・第6回チャレンジカップ京都)へ向けた最終調整合宿として、日本代表候補の選手たちが参加しました。

 

 ・期間   令和5年4月19日(水曜日)から4月23日(日曜日)5日間

 ・参加者  日本代表候補選手9名・スタッフ2名

 ・練習会場 岡山商科大学 ウエイトトレーニング場

 ・主催   岡山パラ・パワーリフティングクラブ

トレーニング

すっかり感染症の影響も薄れたことから、トレーニングはほぼコロナ前の状態で取り組むことが出来ました。

 

いつもながら、トレーニングの独特な雰囲気には圧倒されます。

時にはお互いに声をかけ、時には一人に集中し、アスリートのパフォーマンスを見守ります。

 

パラ・パワーリフティングは個人競技。自分の限界との戦いです。

「もうこれ以上は上げられないのでは・・・」と、見ている側が感じた状態から、残る力を絞り出し、最後までバーベルを上げ切り、歓喜の声と表情を表現します。

 

その様は、まさに超人、もしくは、マンガの主人公のようでもあります。

 

見ているこちらも力が入り、気が付けば、選手達の息遣いにさえ注目してしまいます。

世界を目指すアスリートの凄さを改めて感じることができました。

        大堂秀樹選手

        ミーティング風景

    トレーニング時も声掛けが大事!

地元交流事業(4月21日(金曜日))

岡山大学教育学部附属特別支援学校の子どもたちを対象に、選手との交流事業が行われました。

交流の仕立ては、もはやお手のもの。岡本代表の仕切りや回しも熟練の域に(笑)。

 

まずは集合形式で、選手の自己紹介や映像を交えた競技の紹介で子どもたちを惹きつけたあとは、選手達と子どもたちの交流タイムへ。

体育館内の4カ所に分かれた選手との触れ合いコーナーを、子どもたちが回遊するスタイルで開催されました。

 

パラリンピック出場選手によるトークコーナーや、アームレスリング対決コーナー、パラ・パワーリフティング体験コーナー、選手と話して写真撮影やサインをもらえるコーナーが展開され、子どもたちの目はキラキラに。興味津々で笑顔で触れ合っていました。 

 

最後は再び集合形式に戻り、「かっこいい先生は誰だ?!選手権(仮称)」で一通りの笑いを取ったあとは、選手達から子どもたちへのメッセージの時間へ。

選手達から、「頑張ることの素晴らしさ」「成長するために大切な事」「好きな事を楽しむ大事さ」など、実体験を踏まえた生きたメッセージを耳で、心で受けた子どもたち。きっとそれを糧として、思い出す時が来るのではないでしょうか。 

    選手によるデモンストレーション

       写真撮影コーナー

         集合写真

      大人気のサインコーナー

        ベンチプレス体験

       児童の前で技披露

     アームレスリング対決コーナー

   山本恵理選手(左)と大堂秀樹選手(右)

         講演風景

歓迎式(4月21日(金曜日))

 歓迎式は、岡山市の竹中副市長や岡山商科大学の井尻学長、おかやまスポーツプロモーション機構の高岡副運営委員長、岡山パラ・パワーリフティングクラブの岡本代表などが出席し、選手団を歓迎しました。


光瀬選手の気持ちのこもった代表挨拶のあと、選手達へ歓迎の品をプレゼント。


岡山産の「皮ごと食べられるバナナ」や、旬の「いちご」、「県産果物を使ったフルーツジュース」といった、地元ならではの品を、キャンプを受け入れる岡山の関係者が気持ちを込めて選び、贈りました。選手達の喜んでくれた顔を見ると、こちらが嬉しくなるものです。

 

 最後は全員で記念写真をパチリ。もちろん、パワーリフティングならではの「マッスルポーズ」で!

     光瀬智洋選手による代表挨拶

         集合写真

 岡山市マスコットキャラクターのミコロ・ハコロと

観光エクスカーション(体験型観光)(4月22日(土曜日))

 昨年に続き、おかやまスポーツプロモーション機構からチームへのおもてなしとして、岡山ならではの観光エクスカーションが実施されました。

 

 今年のメインは、東区瀬戸にある「キリンビール岡山」の工場見学!

 

 酒工房「独歩館」内のレストラン「酒星之燿(しゅせいのかがやき)」の昼食で舌鼓を打った後は、工場見学で楽しく過ごしてもらいました。


 美味しいものを食べ、新たな体験に触れていただくことで、練習とはまた違う、選手達のリラックスした姿を見ることが出来ました。

 

 選手達の中には、個人的に岡山市に遊びに来てくれている人もいるそうです。

 

 こういう機会を通して、選手達が岡山市のファンになってくれれば嬉しいですね!企画をして下さったおかやまスポーツプロモーション機構に感謝です!

   晴れの国・岡山パワーで天気は快晴!

      工場ガイドさんによる説明

  「聞く」だけでなく「触れる」体験も

さいごに

 国内トップ選手が集まる今回のキャンプ。地元メディアも取材に訪れ、新聞・テレビでも取り扱われました。

感染症の流行を乗り越え、パリオリンピック・パラリンピック競技大会へ向け、再びスポーツが熱い視線を受けてきたことを感じます。

        メディア取材風景

     インタビューを受ける坂元選手

今回のキャンプを通し、キャンプの有意義さをあらためて感じました。

 

なぜなら、

アスリートにとっては、選手が一同に集まり、お互いの技術交換や刺激を受けあう機会となり、

市民にとっては、トップ選手を身近に感じるとともに、交流事業を通して選手から刺激をもらう機会となる。

市スポーツ振興課としても、市民の競技への関心向上は勿論、スポーツを通じた人と人の交流を通じた「心の豊かさ」の醸成や、共生社会への理解促進、本市の見所を知っていただくこともでき、様々な面で意義の大きい取組と言えます。

 

まさに「三方よし」、「win-win-win」な取組なのだと思います。

 

これからも、岡山市の皆さんへ、キャンプ実施を通してスポーツの素晴らしさを伝えていきたいと思います。

  日本代表候補選手の皆さん、応援しています!

お問い合わせ

市民生活局スポーツ文化部スポーツ振興課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1614 / 086-803-1615 / 086-803-1616 ファクス: 086-803-1768

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