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過去の火災から学ぼう第10話

[2020年12月19日]

ID:26703

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建物火災って?

建物火災とは建物又はその収容物が焼損した火災のことを言います。

建物とは?

土地に定着する工作物のうち、屋根や柱・壁を有するものや、観覧のための工作物、地下や高架の工作物に設けた事務所、店舗、興行場、倉庫、これに類する施設のことを言います。

つまり、みなさんが住んでいる家、買い物で訪れる販売店、車をしまう車庫、あなたの働いている会社や学校などが火事になってしまうとすべて建物火災にあてはまります!

一見、建物に見えないような大きな物置だって火事が起きてしまうと建物火災として取扱われます。

収容物とは?

収容物って何と言っている桃之助の画像

柱、壁などの区画に囲まれた部分に収容されている物のことを言います。 

簡単に言えば、建物の中に置いてある物や設置されている機械などは収容物ということになります。

例えば、家や会社の中の家電製品、ベッドや布団の寝具類、ゴミ箱に捨ててあるゴミくずだって収容物であり、この収容物だけが火事なっても建物火災と扱います。

建物火災って多いの?

火災には大きく分けて、建物火災・車両火災・林野火災・船舶火災・航空機火災・その他の火災があることを前回までのお話で紹介をしましたが、南消防署管内すべての火災件数の中で建物火災が占める割合ってどのくらいあるのでしょうか?

過去10年間で建物火災が占める割合はなんと・・・56パーセントにのぼります!

火災が起きたら、2件に1件以上は建物火災ということです。

死者数について

南消防署管内では過去10年間に15名が火災の犠牲となっています。

そのなかでも建物火災による死者は12名となっています。

終わりに

火災による死者は建物火災での、発生割合が圧倒的に多いことがわかりました。

年の瀬が近づき慌ただしいこの時期、みなさんの命を守るため、火の元・火の取り扱いには十分注意してお過ごしください。

次回は建物火災における、火災予防のポイントについて掲載予定です。

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